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榊原宏昌

介護現場をよくするコンサルタント

榊原宏昌(さかきばらひろまさ) / 経営コンサルタント

天晴れ介護サービス総合教育研究所

コラム

昨日に引き続き、施設見学!念願のさくらホームさんに訪問してきました。(2020.3.16)

2020年3月16日 公開 / 2020年3月17日更新

テーマ:日々の仕事から

コラムカテゴリ:医療・病院














昨日に引き続き、施設見学!
念願のさくらホームさんに訪問してきました。

色々な人から見に行ってきた方がいいよ!
とおススメ頂き、そして、昨年末に出た書籍
「超高齢社会の介護はおもしろい!」を読んで、
これはスゴい!と思い、コロナ騒動の中にも関わらず、
見学をさせて頂くことができました
(さすがにこの時期に中までは、ということで、外側からだけでしたが、
 僕が特に興味を持っていたのは地域であり、
地域共生を実現しようとする経営者さん&スタッフさんだったので、
 目的は十分に果たせました)
書籍はこちらから↓
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僕にしては珍しく本は3回、繰り返し読ませて頂き、
その実践のリアルさと迫力に、感銘を受けていました。
地域は思っていた以上に住宅密集地で、
僕が送迎車を運転したら車は傷だらけだなあ(苦笑)と思うくらい・・・。
高齢化率は何と50%近くで、一人暮らしの方も多いそうです。

地域との連携(こんな言葉では追いつきません・・・!)の実践については、
ぜひ書籍をお読み頂きたいですが、「はじめに」より、少し抜粋してご紹介すると・・・

 生活上の困難があっても「自宅に住み続けたい」
「この町で暮らしたい」という人はたくさんいます。
そういう人たちの希望を叶えるには、地域に介護施設をつくって、
そのなかで専門職が介護をするだけでは十分ではありません。
年齢を重ねても、障がいがあっても、
「この町には自分の居場所がある。地域の人に受け入れてもらっている」
と思えるような町を作っていく必要があります。

 私たちは、さくらホームが人と人とをつなぐ
「ハブ的存在」になるよう工夫しながら、
誰もが地域の一員として暮らせる
「地域共生」の町を目指して活動を続けてきました。
当然ですが、地域の人たちの意識や感覚が
すぐに変わっていくことはありません。
私たちの思いを理解してもらうには時間がかかりました。
最初の5年は無関心との「闘い」でした。
でも、5年が過ぎると徐々に変化が見えてきて、
10年が経つと明らかに町の人たちの意識が変わっていくのがわかりました。

その現場である街を見学に行った、と言う感じでした。
昨年11月からは集会所&宿屋の事業も始められて、
町おこしの一環としても取り組みを始められているとのことでした。
この宿屋・・・合宿などによいかもしれません!(^^)
民家改造の介護事業を始めようと思っている方には、
宿屋がそのまま見本になるような、そんなしつらえです。

ということで、書き出すと止まらないくらい、
色んなことを感じる見学となりました。
経営者の娘さんである羽田さんには、
丁寧に2時間もの間ご案内頂き、色々なお話ができました!
またお会いできたら、と思います!
新幹線の福山駅から車で30分弱と移動もしやすい環境でした。

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