今日は新潟の社会福祉法人さんです。地域のケアマネさんと合同研修会でした。(2018.7.10)
今日は岐阜のグループホーム協会さんで4回シリーズ研修の最終回でした!
グループホームケアと職員のモチベーションがテーマでした。
モチベーションの根本に、
自らの仕事をどう捉えるか、という視点をおきました。
日々行っている仕事の意味を理解し、その価値を感じることが、
モチベーションに大きく影響すると考えるからです。
なので、前半はグループホームケア、認知症ケアについて、
もう一度基本から考え直す機会にして頂きました。
拙著「認知症ケアハンドブック」にある、
職員の姿勢についてもご紹介しました。
1.一番困っているのは本人であることを知ろう
2.家族の気持ちも理解しよう
3.スタッフも一人で悩まないようにしよう
4.スタッフ間で話し合おう
5.他職種と一緒に考えよう
6.自分自身の健康管理にも気を配ろう
7.自分自身の気晴らしも大切にしよう
8.認知症ケアの専門家としての自負をもとう
9.認知症の症状緩和と進行予防のために何ができるか考えよう
10.感情をコントロールしよう(「性格だから」では仕事は務まらないと考える)
11.利用者の状態変化に気づけるようになろう
12.利用者の生活歴・生活習慣を知ろう
13.利用者の役割や日課を大切にしよう
14.利用者の趣味や楽しみごとを大切にしよう
15.認知症について正確な知識をもとう
https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A4-%E6%97%A9%E5%BC%95%E3%81%8D-%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%9D%B1%E9%83%B7%E6%B8%85%E5%85%90/dp/4816364110/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1528600686&sr=1-3
利用者のせいにしない、悪者扱い、問題扱いせず、
パートナーの視点で、利用者の立場に立った視点から
物事をとらえ直すことの重要性を改めてお伝えしました。
そのためには、ケアする人のケア、も大事になってくるわけでして。
それがモチベーションの維持にもつながる、
というストーリーです。
5時間×4回という、かなりのボリュームのある研修でした。
しっかり伝えきることのできる時間をご用意頂けたので、
講師冥利に尽きる企画でもありました。
研修に参加された事業所のケアの向上のつながれば、と思います!