移動中の仕事は苦手分野ですが・・・追い詰められたら頑張ります(2018.7.9)
兵庫県の中学校にて。
生徒が定年退職する校長先生にサプライズ卒業式のニュース。
いい話です!!!
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201903/0012181049.shtml
テレビで偶然見たニュースでした。
校長先生というと、普通は生徒とはあまり接点がなくて、
距離があるものなのに、どうして?という感じなんですが、
この校長先生は、3年前に着任してから、
毎朝校門前であいさつをしたり、
土日の部活や試合にはカメラ係として参加したり、
その写真を校内に掲示したり、ブログでアップしたり
(確か年間で数千枚、数千記事をアップしていたはず!!!)、
とそういう活動が生徒の心を動かしたんだ、と思います。
中学生というと反抗期真っ只中のはずなんですけどね、、、
こういう大人がいれば、ちゃんと分かるんだなあ、と感動しました。
「一人一人の顔を見てあいさつしてくれた。
一中生が誰にでもしっかりあいさつできるのは校長先生のおかげ」とは生徒の言葉。素敵ですね!
校長先生への手作り、似顔絵入りの卒業証書も最高です(^^)。
何だか自分のことのように嬉しくなってしまうニュースでした。
以下、神戸新聞のサイトより。
宝塚第一中学校(兵庫県宝塚市仁川うぐいす台)の生徒が25日、自分たちの修了式に合わせ、3月末で定年退職する西村松代校長(60)の卒業式を開いた。校長先生を驚かせようと、事前に伝えずに“サプライズ”で演出。西村校長は生徒たちから「母親のように温かかった」と感謝され、似顔絵が描かれた手作りの卒業証書を受け取ると、あふれる涙をぬぐった。
体育科が専門の西村校長は、3年前に着任。毎朝ごみ拾いをしながら校門前であいさつし、放課後はげた箱で生徒の上靴をそろえ、授業や部活に頻繁に顔を出して生徒に寄り添ってきた。行事や部活の大会ではカメラ係を務め、校内に数百枚の写真がはられている。
サプライズ卒業式は生徒会が提案。修了式があった体育館には1、2年生約330人と教員が集まった。修了式を終えると、司会の生徒が「ここで西村校長のサプライズ卒業式を行います」とアナウンス。西村校長は驚いた表情で口に手を当てて前に出た。
送辞に立った2年の生徒会長(14)は「母親のような温かい存在で、多くの愛情を与えてくれた」と語りかけた。「一人一人の顔を見てあいさつしてくれた。一中生が誰にでもしっかりあいさつできるのは校長先生のおかげ」と感謝し、「応援しています。私たちを忘れないでください」と伝えると、西村校長は何度もうなずいた。
全校生徒からの寄せ書きと花束も受け取った西村校長は「すてきな機会をもらえて幸せ者の校長。みんなに出会えて良かった」と声を震わせて答辞を述べた。生徒らも涙をぬぐいながら「旅立ちの日に」を合唱し、造花のアーチで花道を作って恩師を送り出した。