今日は東海地区の社会福祉法人さんで、マニュアル作成支援8回コースの最終回でした!(2018.12.25)

榊原宏昌

榊原宏昌

テーマ:日々の仕事から



今日は東海地区の社会福祉法人さんで、
マニュアル作成支援8回コースの最終回でした!

5月にスタートした研修も、今日で最終回。
本部含め13の事業所にそれぞれ来年度の計画を発表してもらい、
統括の方と私から質疑&コメントを出す、
という形で進行しました。
また、今回は理事長の同席も頂くことができ、最終回らしい、
よい緊張感の中で発表を行ってもらうことができました。

発表前の導入で、私からお示しした、
管理者・リーダーとして持っておきたい視点として・・・

1.多様な視点でものごと見る!
 →利用者、家族、スタッフ、行政、地域…
 →対話が重要!
 →一段、上の視点から見ることも重要!
 →法人、地域、全体最適の視点

2.短期だけでなく、中長期(半年、1年、3年)でものごとを見る!
 →先見性、部下によくなる将来を見せる
 →将来の目標から逆算して、今を考える、計画性

・任された部門をよくする、という「責任感」を持つ。
・こういう管理者・リーダーの元であれば、 
 職場(チーム)の状態がよいものになるだろう。

というものでした。なかなか難しいでしょうが、
この視点と姿勢で、年間計画を作ってほしい、
というメッセージを伝えました。

終わってみての感想。
・計画が大事だということを理解してほしい。
 書いていないものは実行されない
(書いていても通常は怪しいもの・・・)
・部下にチェックリストを記入させるだけでは効果は薄い。
 フィードバックを丁寧に行うこと
・フィードバックは粗探しでなく、
 頑張っているところも見つけること
・実施できる内容(行動レベル)にまで計画を落とし込むこと。
 見直す、改善する、などは行動されることは少ない
・実施内容は、どれくらいの時間を要するか見積もること
・苦労して作ったチェックリストは使い倒すこと。
 可能な限り日常的に使うような仕組みを入れること
・新しいことを行う時には、説明を丁寧に行うこと
・担当者を明確にすることは必須。
 また、全部自分でやろうとしないこと。仲間を作っていくこと。
・チェックリストの内容については、まず管理者自ら実践すること。
 結構難しいことが分かるはず。
・最終的に何を実現したいか明確にすること。
 目的・目標を定め、言葉にすること
・来年度実施できないことについては、積み残しとしてメモし忘れないこと
・ここからがスタートだということを認識すること

概ね、以上の点が共通のポイントとなるものでした。
事業所の現状を把握して、目指す目標を定め、計画的に改善していくこと。
これはまさに管理者の仕事、ですね!
大変ですし、面倒なことではありますが、
地道に取り組んでいってほしいと思います。
一旦、今回のコースはこれで終了ですが、
またの機会にお話を伺えたらと思いました(^^)/

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榊原宏昌
専門家

榊原宏昌(経営コンサルタント)

天晴れ介護サービス総合教育研究所

介護職、ケアマネジャー、管理者・本部責任者として15年間介護現場の実務とマネジメントを担当。その経験を生かし、経営幹部、管理者、ケアマネジャー、介護職らに実践的で明快なコンセプトとノウハウを提供する。

榊原宏昌プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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