7Sは、ソフトの4Sとハードの3Sに分かれる。グロービズ経営大学院MBA用語集より(2018.8.29)

榊原宏昌

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テーマ:日々の仕事から



7Sは、ソフトの4Sとハードの3Sに分かれる。
グロービズ経営大学院MBA用語集より

7S(Seven S Model)
7Sとは、企業戦略における、幾つかの要素の相互関係をあらわしたもの。
優れた企業では、各要素がお互いを補い、
強め合いながら戦略の実行に向かっているとされる。
世界有数の戦略コンサルティングファームである
マッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱した。

7Sは、ソフトの4Sとハードの3Sに分かれる。
ソフトの4S
①Shared value (共通の価値観・理念)
②Style(経営スタイル・社風)
③Staff(人材)
④Skill(スキル・能力)

ハードの3S
⑤Strategy(戦略)
⑥Structure(組織構造)
⑦System(システム・制度)

このうち、ソフトの4つは、
価値観が絡む要素であるだけに慣性が働き、
強制的にまたは短時間に変更することは難しいとされる部分である。
一方、ハードの3つは、変えようとする意思やプランがあれば、
変更することが可能である。

手をつけやすいという理由から、
結果として、ハードをしっかり設計し、
運用すればうまくいくと考えがちであるが
(企業変革を行う場合にもハードのみに手が入れられる場合が多い)、
重要なことは、ハードとソフトが融合し、
なおかつ整合しているということである。

例えば、戦略を変更しても、
従業員を全て入れかえることはできない、
または、その戦略に必要なスキルが
すぐに身につくわけでないといいったことを全て考慮した上で
戦略を実行していくことが重要である。

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榊原宏昌
専門家

榊原宏昌(経営コンサルタント)

天晴れ介護サービス総合教育研究所

介護職、ケアマネジャー、管理者・本部責任者として15年間介護現場の実務とマネジメントを担当。その経験を生かし、経営幹部、管理者、ケアマネジャー、介護職らに実践的で明快なコンセプトとノウハウを提供する。

榊原宏昌プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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