今日は日帰りで長野です。看護小規模多機能の新規開設1か月後、です。(2018.7.3)

榊原宏昌

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テーマ:日々の仕事から


今日は日帰りで長野です。
看護小規模多機能の新規開設1か月後、です。

課題の1つはやはり、
看護と介護の連携のようです。
看護の業務範囲ってどんなものなんでしょうね。
健康管理のニーズと生活支援のニーズと
両方を満たす必要があって、
介護とかなり重なる部分も多いものです。
例えば、
入浴ケアを看護職が行うか行わないか、
という議論がありますが、
行うとしても
「介護のお手伝い」
と考えてしまうと、
間違った理解になりそうです。

看護として入浴ケアを行う意義は何か?
介護職が気付かない深さの全身状態の観察
(栄養改善や褥瘡の予防にもつながります)、
疾患との関連における不自由な部分の確認、
動作の自立度の確認、
可動域の確認など。
単なる人手不足の解消と捉えるか、
看護の専門性を活かしたケアと考えるかで、
大きな違いがありますね。

その他、これはもう皆さんご存知の内容でしょうが、
・高齢者の心身の特徴をふまえた予防の視点からの看護、
・医療処置
・早期発見、早期対応
・感染症の予防と発生時の対応
・褥瘡の予防と処置
・急変時の対応
・事故が起きた時の対応
・排泄ケアの支援
・他の医療職との連携(口腔、栄養、機能訓練、用具、薬など)
・入退院の支援
・ターミナルケア
・家族支援、助言
・介護職の支援、助言
などが考えられます。
看護の業務の範囲を一度明確にしてみること。
大事なことだと思います。

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榊原宏昌
専門家

榊原宏昌(経営コンサルタント)

天晴れ介護サービス総合教育研究所

介護職、ケアマネジャー、管理者・本部責任者として15年間介護現場の実務とマネジメントを担当。その経験を生かし、経営幹部、管理者、ケアマネジャー、介護職らに実践的で明快なコンセプトとノウハウを提供する。

榊原宏昌プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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