STEP5 対策を立てる【基本②】収束思考と実行計画の具体化
「せっかく立てた対策が、実行段階で止まってしまう」
「計画は立派だが、現場で形骸化してしまう」
こうした失敗は、問題解決の現場で非常に多く見られます。
そこで有効なのが、CAPDサイクルを小さく回す実践です。
CAPDとは?
一般に改善活動では「PDCAサイクル」が知られています。
しかし現場では、計画(Plan)に時間をかけすぎて動き出しが遅れることが多い。
そこで私は、CAPD(Check → Act → Plan → Do) という順序で進める考え方を強調して伝えています。
- Check:現状を確認し、事実を把握する
- Act:小さく試し、修正する
- Plan:改善計画をつくる
- Do:実行に移す
まずは現実を見て小さく行動し、その経験を基に計画を磨き上げる流れです。
小さなサイクルで回す利点
1. スピード感が出る
完璧な計画を立てるより、まず動くことで改善が加速する。
2. 失敗のリスクが小さい
小規模に試すため、大きな損失を避けつつ学びが得られる。
3. 現場の納得感が高まる
「机上の空論」ではなく、実行した事実をもとに議論できる。
ケース:営業部門の新施策導入
ある営業部門で「顧客訪問の効率化」をテーマにCAPDを適用しました。
- Check:現状データを確認 → 移動時間が全体の30%を占める
- Act:試験的に一部地域でオンライン商談を導入
- Plan:結果を踏まえ、対象エリアを広げる計画を作成
- Do:全社展開を実行
最初から全社導入を計画していたら抵抗が大きかったはずですが、小さな試行から広げたことでスムーズに浸透しました。
まとめ:CAPDは「現実から始める」改善法
- PDCAではなくCAPDの順序で考える
- 小さく回すことで、スピードと実効性が高まる
- 実行の前に「現実を直視する」ことが成功のカギ

AI時代の問題解決メソッド(37/50)
次回予告
STEP6 対策をやりぬく【応用】AIで進捗をモニタリングする方法
人間の目では追いきれない変化をAIがどう補い、CAPDを加速するかを解説します。
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