【目標達成のルール】失敗から学ぶ
スポーツ現場で本当にやってはいけない保護者の応援とは・・・
はじめに
試合会場に響く大きな声。
「決めろー!」
「なんで外すんだ!」
「勝てるだろ!」
熱い。
本気。
子どもを想う気持ち。
でも――
その声は、本当に子どもを強くしていますか?
今日は少しだけ、立ち止まって考えてみたいのです。
1. 「結果だけ」の応援が奪うもの
スポーツは結果の世界です。
勝ち負けはあります。
順位もつきます。
しかし、子どもの成長は
“結果”ではなく“過程”で起きています。
「決めろ!」
「勝て!」
という声は、一見ポジティブに見えて
実はこう聞こえているかもしれません。
「失敗するな」
この一言が、挑戦を止めます。
ハイパフォーマンスは
安心できる土台の上にしか生まれません。
失敗できない環境では
人は小さくまとまります。
2. 指導者の声をかき消す応援
「もっと前に出て!」
「打て!打て!」
試合中、保護者の声が戦術になってしまう瞬間があります。
しかしスポーツは、
瞬時の判断競技です。
指導者の指示
自分の判断
保護者の声
情報が3つ重なった瞬間、
脳は迷います。
迷いは、動きを止めます。
トップアスリートが強い理由は
迷いが少ないからです。
応援とは、本来
エネルギーであって、戦術ではありません。
3. 負けた直後の「説教」
試合に負けた直後。
うつむく子どもに向かって
「だから言ったでしょ」
「あそこで決めていれば」
このタイミングは、
最も危険です。
なぜなら、子どもはすでに
自分を責めています。
そこに追い打ちをかけると
「次も挑戦しよう」という気持ちが折れます。
育てたいのは
完璧な選手ではなく、
何度も立ち上がれる人間のはずです。
4. 比較の応援
「〇〇くんはできてる」
「レギュラー取らないと意味ない」
比較は刺激になります。
しかし長期的には
自己有用感を削ります。
人が伸びるのは
他人との比較ではなく
“昨日の自分”との比較です。
昨日より一歩前に出た。
昨日より声が出た。
その積み重ねが
本当の強さをつくります。
5. では、本当に必要な応援とは?
答えはシンプルです。
技術ではなく、姿勢を応援する。
最後まで走ったね
怖がらずに挑戦したね
ナイス判断だったよ
そして試合直後は――
「お疲れさま」
それだけで十分です。
評価は、感情が落ち着いてからでいい。
6. 応援は“愛”か“プレッシャー”か
「期待してるぞ」
「今日は絶対勝てよ」
この言葉は、
愛にも、重荷にもなります。
子どもはとても敏感です。
「勝たないと認めてもらえない」
そう感じた瞬間、
スポーツは楽しいものではなくなります。
スポーツは本来、
・挑戦する場
・失敗する場
・成長する場
です。
終わりに
保護者の応援は
子どもにとって“世界そのもの”です。
その一言が
勇気になることもあれば
ブレーキになることもあります。
勝たせたい気持ちは分かります。
でも、本当に育てたいのは
“勝てる子”でしょうか?
それとも
“挑戦し続けられる子”でしょうか?
応援は、
未来をつくる行為です。
今日の一言が
10年後の自信になります。
どうか
子どもの心が大きくなる応援を。
365日で人生が変わる質問: 毎日1問、思考・習慣・目標を整



