「教育ごちゃまぜ座談会」遂に始まりました!
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
Yahoo!ニュースに寄せられた辛辣なコメントを受けて思うこと
先月末にYBS山梨放送のワイドニュースにて、みんなのおうちの活動が特集として放送されました。その内容がYahoo!ニュースでも取り上げられています。
記事はこちら
Yahoo!ニュース記事
このようにメディアで取り上げられることで、不登校に対する誤解が解け、社会的理解が進む契機になればと期待していましたが、この記事に対するコメント欄には実に辛辣な意見が寄せられています。その一部は以下の通り。
このようなフリースクールができてから、何十年とたっている。卒業生が大人になって、今どのように生活しているかを取材してほしい。実社会で何の問題もなく生活できていれば、一般学校の在り方が問われるし、生活できていないのであれば、今後のフリースクールの参考になる。
学ぶ場や居場所、それは素晴らしいけれど、個人でやることじゃないんじゃないかな。公民館や保健施設とか、学校に近い感じでやらないと。写真見たらゲームしてる?学校はゲームはダメだから、最低限のルールは守ることも学ばせないと。この時期をここで緩く楽しく過ごしても、また同じくひきこもっちゃうかも。いかに、自力して、世の中のことを受け入れていけるか…、厳しい事言っちゃうけど、その子の先を考えたら、とりあえずの今じゃダメな気がする。せめて、誰かの役に立つ喜びを知るとか、将来生産力になれるように導いていってほしい。
出席扱いというか日本における「学校」の基準を満たせているのか?というところが気になりますね。ここをいい加減だったり可哀そうで押し通すと外国の構成員のための教育塾ですら「学校」として国に金を出せと言いますからね、今も言っているけど。他にもここの卒業生は通常の学校の卒業生とは違う、通常の学校生活の集団行動の不適格者でもあるので、そこを偽って就職活動は止めてほしいですね。嫌なことから即逃げる人材ということになりますので、社員教育すら耐えられないのではないかと思います。ブラック企業はさておきお金を稼ぐということは少なからずこういった面はあります。
本末転倒。悪意ある者が、学校を良くしようと考えず。体の言い「理由」をつけて「市場化」しているだけ。費用は、消費者が負担する。自腹で・・・税金で・・・極論は、学校無くして税金も無くせば良い。
出席扱いは無理だろ。社会に出たら嫌でも集団で仕事するから事業起こしても1人では無理だし。
こっちの集団生活は嫌だが、あっちの集団生活はok?何か違う…
低所得なら給食だけでも食べることが目的になる人もいる。給食食べにも行かないって低所得ではないと思う。お金のない家の子供は周りが理解していて牛乳あげたり、パンを家に持たせたりみんなが協力した。これも教育です。勉強だけではなく、体育や家庭科の授業で料理や裁縫するのも人が生きていくための教育です。自分中心に全部回るって思ったらそうはうまくいかない。集団が無理な人が、フリースクールに集まったらまた集団です。単なる学校へ行きたくない言い訳ですね。
これらのコメントを読んで、改めて痛感しました。これが現実なのだと。これが非当事者のリアルな意見なのです。「不登校は本人の甘えや怠けであり、それを支援するフリースクールは彼らを甘えさせるだけの施設に過ぎず、教育とは学校で行われるものである。」といったところでしょう。言いたいことは沢山ありますが、ここに反論して炎上するのは不本意ですし、そのつもりもありません。この現実を真摯に受け止め、不登校の実態やフリースクールでの活動内容とその意義を草の根運動的に発信していくしかないと思っています。その意味で、今回の報道を通して非当事者の方々の意見を聞けたのは大変有意義なことでした。不登校に対する誤解を解き、子ども達が学びの場を選べる環境を整え、すべての子ども達に学びの機会が確保される社会の実現に向けて精進を続けます!
最後に一言だけ。私は顔も名前も出して、命懸けで不登校支援事業をやっています。それに対して、実情を知らない方が匿名で好きなことを言ってくる。ネット社会って何かイヤですね。。。お互いの素性を明らかにした上で、建設的な議論がしたいです!
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。