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中西紀説プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロとしての心構え

中西紀説

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テーマ:思想

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

プロとしての心構え



山梨に来て3年が経ちました。
一般社団法人ワンオブハートの代表理事として体験型フリースクールみんなのおうちを運営するのみならず、山梨県フリースクール連絡会の代表を務めたり、南アルプス市「ゆめパ」づくり協議会を立ち上げたり、志高い経営者が集う場としての山梨志響会(しきょうかい)の代表をしたりと有り難いことに活動の幅も広がってきています。
それに伴って、メディアで取り上げられたり、SNSで発信をしたり、人前に立つような機会も増えてきているのですが、だからこそ心していることがあります。

それは、自分の半径5m以内にいる人を最も大事にすることです。

これだけインターネットやSNSが普及した現代。遠くにいる人に良い顔をするのは簡単です。自分の良い一面だけを見せて、それを発信すればいい。そうすれば沢山のフォロワーがつくでしょうし、インフルエンサーとして影響力を持つことも出来るでしょう。しかし、それでは全く意味がないと思っています。
大事なことは「自分の一番身近にいる人に支持されているのか?」ということ。インフルエンサーとしてどれだけ沢山の人に影響力を持っていたとしても、一番身近にいる人を幸せに出来なければ本末転倒だと思うのです。
実は、そのような人を沢山見てきました。対外的には敏腕経営者として崇められ、経営者の会の重鎮として幅を効かせていながらも、会社に戻ればパワハラ・モラハラのワンマン経営者で、社員や取引先からは疎まれていたり。ベンチャー企業を立ち上げ、会社を急成長させて青年実業家よろしく羽振りよく振る舞っていながら、愛人が何人もいて、奥さんや子どもを悲しませていたり。そんなケースが何と多いことか。

私はパフォーマーにはなりたくない。
信頼できる専門家としてマイベストプロ山梨でも紹介されている以上、究極のプロでありたい。
だからこそ、半径5m以内にいる家族・フリースクールの子ども達・スタッフとの信頼関係を何よりも大事にする。彼らを幸せに出来ないで、真の発展が見込めるのだろうか?
彼らに応援されていないのに、何千人というフォロワーがいて何の意味があるのだろう?
一時的に事業が発展したり、影響力を持てたとしてもそれは刹那的に過ぎないでしょう。

忙しくなればなるほど、活動の幅が広がっていくほど、身近な人を大切にする。

これこそが究極のプロとしての心構えではないかと思っています。

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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中西紀説
専門家

中西紀説(フリースクールの運営)

一般社団法人ワンオブハート

発達障がいがあるわが子と自身の不登校経験から得た多くの気づきをもとに、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営。子どもの心に寄り添って自己肯定感を育み、主体性を引き出す学びの場を提供。

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