歯ブラシ嫌いの子に多い“やりがちなNG行動”|獣医行動学に基づく正しいステップ
小型犬に合う歯ブラシの選び方|ヘッドの大きさと毛の硬さ
なぜ小型犬には専用の歯ブラシが必要なのか
犬の歯は人間よりも隙間が多く、特に小型犬は口腔内が狭いため、歯周病リスクが高いといわれています。
世界小動物獣医師会(WSAVA)や米国獣医歯科学会(AVDC)も、日常的な歯みがきの重要性を強調しています。
適切な歯ブラシを選ぶことは、歯みがきを継続できるかどうかに直結する大切なポイントです。
小型犬用歯ブラシを選ぶときのポイント
① ヘッドの大きさ
- 小型犬の口は非常に狭いため、ヘッドはできるだけ小さいものを選ぶ
- 前歯から奥歯までスムーズに届くコンパクトサイズがおすすめ
② 毛の硬さ
- 柔らかめ〜ふつう程度が適しており、歯ぐきを傷つけにくい
- 硬すぎる毛は歯ぐきを傷め、嫌がる原因になる
③ 持ち手の形状
- 飼い主が持ちやすく、細かく動かせるものを選ぶ
- 滑りにくいグリップだと毎日のケアが楽になる
よくある質問:子犬と成犬で歯ブラシは同じでいいの?
子犬の場合、乳歯が小さいためより小さめのヘッドが向いています。
永久歯が生えそろったら、成犬向けの小型犬用ブラシに切り替えるとよいでしょう。
まとめ
小型犬に合った歯ブラシを選ぶポイントは、
- ヘッドが小さいこと
- 毛が柔らかいこと
- 持ちやすいグリップであること
です。
毎日の歯みがきは「楽しく続けること」が大切です。
お気に入りの歯ブラシを見つけて、愛犬の健康を守っていきましょう。



