山梨働き方改革推進支援センターを開設しました!
田畑厚労省需給調整事業課長、佐藤教授らが基講演
清水会長ら3人のパネル討論も活発に~協会会員交流会・賀詞交歓会~
製造請負・派遣の業界団体である社団法人日本生産技能労務協会(所在地東京都港区、会長:清水竜一、以下 協会)は、1月18日に東京・港区で平成24年1月度会員交流会を開催しました。
冒頭、会長の清水が挨拶に立ち、「世界規模で産業体制変化し日本の労働市場いる中、“日本丸”の先行きも見えないが、我々は働く人たちと顧客企業、そして社会への責任を果たせるよう、さらに力合わていきましょ」と新年の決意表明がありました。
交流会では、厚生労働省の田畑一雄・派遣・有期労働対策部需給調整事業課長が「請負事業と労働者派遣をめぐる最近の状況について」と題し、また「人材サービス産業の近未来を考える会」座長の佐藤博樹・東大学院情報環教授が「2020年労働市場と人材サービス産業の役割」をテーマをそれぞ基調講演しました。
田畑課長は、東日本大震災における政府の「日本はひとつ、しごプロジェクト」で協会をはじめとする民間の人材サービス団体が被災地雇用に大きく貢献したことを評価したうえで、「引続き、ご協力お願いしたい」と述べました。
雇用情勢については「一部持ち直しの動きがみられるも、依然として厳しい」としながらも、協会が昨年から始めた「製造請負優良適正事業者認定制度」を評価し、「こうした業界の努力を引き続き支援したい」と話しました。このほか、労働者派遣法案の経緯などについて、比較表を用いて分かりやすく説明していただきました。
この後、佐藤座長をコーディネーターに大久保幸夫・リクルートワークス研究所長▽清水会長▽青木秀登・協会理事の3人によるパネルディスカッションが行われ、近未来を考える会が昨年11月に公表した冊子「2020年の労働市場と人材サービス役割」をテキストに、協会として「収縮市場における成長」と「社会的役割」に向けていか取り組むべきか、熱い議論を展開しました。
会員相互の情報交換場となっている賀詞交歓会では、与野党の厚生労働委員をひじめとした国会議員らが祝辞を述べ、業界の発展に力強いエールを送ってただきました。
プレスリリース(PDF)は→http://www.advance-news.co.jp/120118_gino.pdf
出井智将 拝