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武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(たけだかずひろ) / 1級造園施工管理技士

株式会社 武田園芸

コラム

寒河江市のA様邸作庭工事、完成しました。

2017年5月13日

コラムカテゴリ:住宅・建物

私の中学の同級生の女性建築士の紹介で作庭する事になったA様邸。
何度も設計及び打ち合わせを行い、ようやく完成致しました。
着工前と完成後でどのように変化したのか、分かりやすいようにビフォー、アフター形式で説明したいと思います。

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玄関が丸見えにならない様に、ドウタンの生垣で隠しました。ちょっと和風に見せる為に四ツ目垣も沿えてあります。スロープを除雪する時に、スノーダンプが使える様に、枝折戸を流用して取り外しができる様に考えました。
駐車した車が左折する時、うっかりぶつからない様にサイン柱を手作りしました。表札もアクリル板で看板屋さんに特別に作ってもらいました。
下草には、フイリヤブランとフッキソウでちょっぴり和風に、でも白御影の敷石を交互に縦使いした土留でスクエアな和モダンに仕上げました。

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白御影敷石の平板(300×300)をグリッド状に並べて、モダンでスッキリとした印象に仕上げました。伊勢ゴロタ石を州浜に据え付け、緩やかな曲線を描く事でどことなく和の空間を演出しています。
植栽は、屋根の雪が落ちてくるので2人で移動できる様に、モダンなプランターにツリバナの株立を植えてみました。
下草には、初めてアジュガのチョコチップという紫色の可愛い花が咲く品種を使ってみました。この先どんな風に成長するのか、すごく楽しみです。

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主庭は大胆な曲線をモチーフに構成してみました。マサキの生垣は大きくひねって植えてあります。
芝生もそれに伴い瓢箪型っぽく作ってみました。
高木は管理が楽なように雑木(アズキナシ、ヤマモミジ、アオダモ、シラカシ等)を植えてみました。根〆にはキャットミントとヒューケラを使い、花が咲いたら華やかな装いになるようデザインしました。

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台所に立っていても四季を感じていたいとの要望でしたので、こちら側にも雑木(アカバナエゴノキ、ハナミズキ赤、ハナミズキ白、ジューンベリー、常緑ヤマボウシ、ハナカイドウ等)をたくさん植えてみました。それにより季節を問わず、どれかが主役になって目を楽しませてくれそうです。
家庭菜園も丸太で囲い、3カ所作ってみました。1人で楽しむにはこれ位で十分だと思います。

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以前からあった庭も少しアレンジしてみました。
枯れていた樹木はすべて伐根し、新たにナナカマドの株立や、トサミズキ、ナンジャモンジャ、ヒュウガミズキ、アベリア等が植えられ、今風の庭に生まれ変わりました。

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