Mybestpro Members

武田和博プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

寒河江市のA様邸作庭工事、完成しました。

武田和博

武田和博

私の中学の同級生の女性建築士の紹介で作庭する事になったA様邸。
何度も設計及び打ち合わせを行い、ようやく完成致しました。
着工前と完成後でどのように変化したのか、分かりやすいようにビフォー、アフター形式で説明したいと思います。

BEFORE
5606
AFTER
6889
玄関が丸見えにならない様に、ドウタンの生垣で隠しました。ちょっと和風に見せる為に四ツ目垣も沿えてあります。スロープを除雪する時に、スノーダンプが使える様に、枝折戸を流用して取り外しができる様に考えました。
駐車した車が左折する時、うっかりぶつからない様にサイン柱を手作りしました。表札もアクリル板で看板屋さんに特別に作ってもらいました。
下草には、フイリヤブランとフッキソウでちょっぴり和風に、でも白御影の敷石を交互に縦使いした土留でスクエアな和モダンに仕上げました。

BEFORE
5601
AFTER
6894
6915
白御影敷石の平板(300×300)をグリッド状に並べて、モダンでスッキリとした印象に仕上げました。伊勢ゴロタ石を州浜に据え付け、緩やかな曲線を描く事でどことなく和の空間を演出しています。
植栽は、屋根の雪が落ちてくるので2人で移動できる様に、モダンなプランターにツリバナの株立を植えてみました。
下草には、初めてアジュガのチョコチップという紫色の可愛い花が咲く品種を使ってみました。この先どんな風に成長するのか、すごく楽しみです。

BEFORE
5602
AFTER
6914
6905
主庭は大胆な曲線をモチーフに構成してみました。マサキの生垣は大きくひねって植えてあります。
芝生もそれに伴い瓢箪型っぽく作ってみました。
高木は管理が楽なように雑木(アズキナシ、ヤマモミジ、アオダモ、シラカシ等)を植えてみました。根〆にはキャットミントとヒューケラを使い、花が咲いたら華やかな装いになるようデザインしました。

BEFORE
5603
AFTER
6897
台所に立っていても四季を感じていたいとの要望でしたので、こちら側にも雑木(アカバナエゴノキ、ハナミズキ赤、ハナミズキ白、ジューンベリー、常緑ヤマボウシ、ハナカイドウ等)をたくさん植えてみました。それにより季節を問わず、どれかが主役になって目を楽しませてくれそうです。
家庭菜園も丸太で囲い、3カ所作ってみました。1人で楽しむにはこれ位で十分だと思います。

BEFORE
5610
AFTER
6912
以前からあった庭も少しアレンジしてみました。
枯れていた樹木はすべて伐根し、新たにナナカマドの株立や、トサミズキ、ナンジャモンジャ、ヒュウガミズキ、アベリア等が植えられ、今風の庭に生まれ変わりました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

武田和博
専門家

武田和博(1級造園施工管理技士)

株式会社 武田園芸

和風、洋風、そしてそれぞれの良さを取り入れた「モダンジャパニーズガーデン」から「庭じまい」まで、お客さまのご要望にお応えできるよう、豊富な経験と職人の技を生かして丁寧につくり上げていきます。

武田和博プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼