「たまごの森たかだまテラス」の植栽工事が完成しました
着工前はこんな風に土留が施されているだけでした。
敷地の周囲も樹木や雑草が生い茂り、鬱蒼としていました。ただ白い土蔵だけが美しかったので、これだけは何とか借景したいと考えました。
敷地周囲のアカシアや雑草は、許可を得て伐採しました。空間を仕切る為にオリジナルのガーデンフェンスを設けてみました。これにより白い土蔵が浮かび上がり、アクセントとして上手く借景する事ができました。
植栽部分は白御影の間知石と小舗石の二丁掛で花壇と作り、若干ではありますが高低差を設けました。
植栽は管理の楽な雑木類(アオダモ、ジューンベリー、アズキナシ、ヤマモミジ等)を植えて、季節毎の移り変わりが楽しめるように配慮しました。
ガーデンフェンスの下が空いている所は低木のシモツケを植栽し、それをカバーしました。
根〆にはキャットミント、クリーピングタイムのハーブ類でまとめ、ただ眺めるだけではなく、その香りを楽しんだり、葉っぱを収穫したり多目的に利用できるように考えてみました。
また、一部ではありますが畑土を入れて家庭菜園も設けてみました。
また、光の当たり具合でこのようにおもしろい影の造形が見られ、これは想定外の出来事でした。
寝室前には、ナツツバキを植え、逆遠近法で庭が広く見えるようにしてみました。
リビングの前には雲形の大きなテラスを設け、テーブルを置いてゆっくり寛げる空間を設けてみました。これからの季節バーベQなどもいいかもしれませんね♪
玄関脇の坪庭には小舗石とレンガで雲形に仕切り、今カラーリーフとして人気の高いヒューケラを植えてみました。
ここにはあまり大きくならないツリバナの株立を1本植えて、シンプルな空間構成にこだわりました。
ちなみに、白い玉石は海を表しています。
玄関前は、枕木を立てて門柱にしてみました。その後ろにはアオハダの株立を植え、根〆にはグランドカバーのフイリヤブランとビンカミノールでまとめてみました。