エンゲージリングのリフォーム
【黒蝶真珠ネックレス選びのツボとコツ】
ラウンド・ブリリアント・カットのダイヤモンドは4つの品質要素(4C=カラット+カラー+クラリティー+カット)でどの様なダイヤか分かります。それ以外のダイヤモンドの形状(例えばハート・シェーブ・ブリリアント・カット、マーキーズ・ブリリアント・カット、エメラルド・カット等々)では3つの品質要素(3C=カラット+カラー+クラリティー)で分かります。
ダイヤモンドジュリー(リング、ペンダント、イヤリング、ピアス、ブローチ、ブレスレッド等々)選びのツボとコツは品質の要素を理解することが肝心です。
それでは、黒蝶真珠の品質の要素はなんでしょうか?ダイヤの様に明確に決められてはおりませんが、品質の要素としては、下記の要素が一般的です。
◎テリ、◎巻き、◎大きさ、◎形、◎色、◎傷 ◎連相(ネックレスの場合)ではないでしょうか。
品質の要素の内容を理解することが、黒蝶真珠選びのツボとコツです要素の内容は前々回のコラムで触れています。
それでは、代表的な黒蝶真珠ジュエリーごとに記してみます。
※ネックレスの場合
フォーマルからカジュアルまでですと、テリと巻きが良く、大きさはグラデーションタイプ、形はラウンド系、色はお好み、傷は気にせず、連相が良いものが適当と思います。色ですが黒蝶真珠は緑がかった黒が好まれます。ピーコック系の色は、色として最高とされています。
仏事の場合は、バロック系の形は好ましくありません。礼儀を問われる弔事につける真珠は、ファッションというより、身だしなみのひとつとして考えたほうがよいと思います。
※リングの場合
一般的に、ネックレスに比べ、高品質を選ばれます。テリが良く、大きさはお好みで、形はラウンド、色はネックレスと似た色、傷は少なめで、冠婚葬祭に使いたい場合は、ダイヤの取り巻きはお勧めできません。袖にメレダイヤを使う程度は構わないです。
※イヤリング、ピアスの場合
リングに近い、高品質を選びます。ただ大きさはリングより小さ目な方をお勧めします。ネックレスと近い位置に付けますので、色はネックレスと似たほうがバランスがとれます。
※その他
ブローチ、ペンダント等々がありますが、お好みに合わせて、お決め頂くのが楽しいのではと思います。ペンダントなどは、ドロップやバロックの形が好まれます。
大切なことは、品質の要素を理解したうえで、実物をご覧いただき、お付けいただき、そのお姿をご自分で確認なさり、ご決断くださいね。自然光と人工光とも見比べて見られてはいかがでしょうか。
是非、ご自分に合った、素敵な黒蝶真珠ジュエリーに出会って、心豊かな人生を歩んでいただきたく存じます。