エンゲージリングのリフォーム
父は、復員後は電気工事の仕事をしておりました。ところが、肺結核を発病し、長い間闘病生活でしたので、廃業し、退院後は宝石とタバコの販売店を経営しました。私が10才の頃だと思います。なぜ宝飾業なのかと云いますと、父には2人の弟(私にとって叔父)がおりましたが、東京で宝石製造卸し業を営んでおりました。
叔父たちが心配して、身体が悪くとも小売業なら出来るだろうと云う事で、多大な援助を受けながらのスタートでした。父は、身障者でしたが、経営の才能は、今の私をはるかに凌ぐ商人でした。当時はほとんどが外販で、父と母が力を合わせ頑張っておりました。
外販中心が、私の経営に大きな影響を及ぼすこととなりますが、それは、後日に述べたいと思います。