エンゲージリングのリフォーム
ダイヤモンドの美しさは、他の宝石には見られない「4つの光の効果」によりうまれます。これらの効果はダイヤモンドが次のような特性の宝石だからです。
◎最も硬い物質であることから、十分な研磨が可能である。
◎素晴らしい透明感を持っている。
◎光を屈折させる力が強い。
◎白色光を赤色から紫色に分ける力が強い。
「4つの光の効果」とは
①ディスバージョン(虹色の光り)
ダイヤモンドに入った光は、内部で複雑に反射を繰り返し、赤や紫などの色に分散され外へ出されていきます。この光の効果をディスバージョン、あるいはファイアと呼びます。
②ブリリアンシー(白い光)
ダイヤモンド全体から出て来る白い光のことで、この光の効果をブリリアンシーと呼びます。
③シンチレーション(光の閃光)
ダイヤモンドに入った光が屈折、反射を繰り返して部分的に強められ、星のきらめきに似た閃光が見られます。この効果をシンチレーションと呼びます。
④ダイヤモンド光沢
ダイヤモンドは無色宝石の中では最高の屈折率を持ちます。このために研摩されたダイヤモンドからは、ダイヤモンド光沢と呼ばれる鋭い光沢が生まれます。
ダイヤモンドに思いを寄せて
ダイヤモンドの物理・光学的性質は、すべての宝石の中で極めて特徴的性質をもっています。ダイヤモンドはあらゆる鉱物の中で最高の硬度、屈折率、分散率を示し、純粋の無色透明な美しさは他の宝石には見られません。
これからも、ダイヤモンドは宝石の王様として、多くの人に愛されていくことでしょう。
年齢に関係なくダイヤモンドのファンが多いですが、その中で婚約するカップルの多くが、婚約指輪にダイヤモンドを選ぶのは、ダイヤモンドの永久不変のイメージが2人の永遠の愛を象徴するのに最もふさわしいからでしょう。
皆様にはダイヤモンドの特性をお知り頂き、素敵なダイヤモンドジュエリーに出逢い、こよなく愛して頂けましたらと願うばかりです。
昨今は合成ダイヤモンドの事が話題となっております。
天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドがどの様に共存するかわ分かりませんが、天然ダイヤモンドは長い年月をかけて地球の内部で誕生した結晶で、人工ダイヤモンドは人工的に研究所や製造所で作られた結晶です。私は天然ダイヤモンドをダイヤモンド、合成ダイヤモンドは合成ダイヤモンドと表記して参ります。
ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは歩む道が違うのだと思うところです。