ご遺族に代わり散骨します 「代行散骨」
全国的に見ても今年の冬はどこも大雪のニュースばかりで、山形県も近年に無い強風と降り続く大雪のため各市町村では除雪対策費の確保が大変です。
当社が店舗を構えております鶴岡市では既に20億円を使い切るとのニュースが流れております。
北陸から北海道までの日本海側では豪雪のため高速道路も麻痺状態が続き、交通事故などの関連ニュースが連日テレビで報道されておりました。
そんな中、私共の海洋散骨船を係船しています酒田マリーナ内でも降り積もった雪により除雪が追いつかず、身動き出来ないそんな日が何日も続いておりました。
今年は既に5回程船の雪降ろしのために酒田マリーナに出動、一人作業で40分ほど要する作業です。
気温が零下ともなりますと係船するロープも波しぶきと氷、降り積もる雪で肥大化し直径10㎝近くにもなります。それもほとんどが氷となり大変な重みが係船ロープに掛かり、時には切れてしまう場合もあります。天気予報や毎日の降雪状態を注意深く見ながら、随時雪降ろし作業や点検をしたことにより私共の船には係船中の大きな事故はありませんでした。
そうこうしているうちに、国土交通省より春恒例の作業指示、春の安全点検強化月間でもあり先日しばらくぶりの好天の中、エンジンルームそれぞれの機関の点検を専門業者と一緒に行ったところ故障を予測する数値を確認し、急遽機関の一部取り外してオーバーホール作業を実施する事となりました。
エンジン冷却水取り込み口より何らかのゴミや小さな埃などを吸い込んだようでクリーナーネットを損傷、その先のミキシングシステム、先はターボタービンから少しのオイル漏れも発見。安全運行のためにもターボタービンシステム、冷却水の熱交換ミキシング部位までのオーバーホール点検作業を依頼致しました。
散骨最中での走行トラブルなどあってはなりません。せっかくの想い出深い海洋葬に船の安全走行は必要不可欠、保守点検は怠りません。
乗船散骨をご検討されている方々はどうぞ安心してお問い合わせ下さい。
当社の海洋散骨の詳細は・・・こちら
墳墓の地 海洋散骨予約 4月~6月は電話、メールで多数問い合わせ
4月に秋田県在住の方から乗船散骨予約が入り契約書の送付をさせて頂きました。
さらに、いずれも東京在住の方から5月に乗船海洋散骨で2件予約済み。
乗船ご希望者数も2件で計15名ほどになりそうです。
現在期日の調整中の方、それぞれ北関東在住の方から5月末~6月頃を目処にと2件の問い合わせを頂き期日調整中であります。
全ての予約決定日が穏やかな海でありますよう祈るばかりです。
お問い合わせ頂いた皆様に共通するのは、お亡くなりになった方が山形県ご出身や近県の方が多く、鄕土の海へ還してあげたい。この一念で当社のホームページにたどり着いた方が多いようです。
人は一生を終えると墳墓の地(ふんぼのち)へ帰る、還してあげたいとなるそうですが、上記の皆様もそのような感じでしょうか、元はと言えば死んだら故郷へ帰る。それぞれの墓所に還る事を意味する言葉と思いますが、昨今の家庭の事情、少子高齢化など墓所を求め立派なお墓を建造してもそれを守り受け継ぐ方が居ないご家庭となりますと、せめて故郷の海に還してあげたい・・・。そのような想いから当社の海洋散骨にお問い合わせ頂いたものと予想します。
さらに時代の流れでしょうか?手前供養などのように小さく分骨された骨壺を手元に置いて供養するといったことに、いささかの抵抗もなくこれからの時代はこの様な流れになって行くのでしょうか。
墓じまい、そして海洋散骨 海洋散骨の生前契約
都会にお住まいの方からお手紙を頂きました。
自身も既に年金暮らしで、
「田舎にある実家お墓の整理をしたい。」
「嫁いだ娘だけで墓守は・・・・跡継ぎが居ない」
このような書き出しから長文でのご相談を頂きました。
お手紙を拝見したところ、墓のお骨を掘り出して海洋散骨葬として鄕土の海へ還し、一部のお骨は手前供養に小分けして持っていたい。自分達夫婦にも事あれば互いの海洋散骨をお願いしたい。
「娘達にも今からその事は伝えてあります。海洋散骨の生前契約は出来ますか?」
そのような内容でした。墓石店や菩提寺により墓じまいの相場もいろいろあるようですが、一般的な墓石撤去整地費用で安いところで15万~20万程、墓石の規格重量やその数、墓所の立地条件によりその価格もいろいろで墓石の処分費用も含め高額でも大方40~50万で済むように伺っております。(地元墓石店談)
但し上記の金額に檀家をやめる、菩提寺さんからの離檀料金は含まれておりません。
無料のところから数十万円まで山形県内でも金額に差があるらしく事前の打ち合わせなど金額について確認する必要があります。都会のお寺さんではその離檀料が数百万円を請求された等と関連記事を読んだこともあります。
先にご相談の内容にありました海洋散骨の生前契約につきましては私共では現在お受け致しておりません。「お墓のみとり」と同様で公証役場(公正証書作成等が複雑)で法的な書類作成が必要となりますが、法的な書類優先よりやはり死後の世界はご遺族間でのお話し合いが最良と考える事から私共では現在行っておりません。
『お墓のみとり』につきまして詳しくは次の機会に。
春の不要品買い取り 引っ越し難民急増 カレンダーの見直し
間もなく春の引っ越しシーズン、最近のニュースでは(働き方改革)など政府の法案提出で毎日のように国会、TVニュースでも取り上げられております。使う側と働く側の物差し解釈の違い、運用の違いなどで問題も山積みです。
車両が足りない、ドライバー不足、長期労働時間、厚生労働省の出先機関であります労働基準監督署も細かな決め事ではこの引っ越し難民(この時期だけ)を考えますと目と耳を塞ぎたい心境でとは?と、一人思います。これからもこの時期の問題が続くとしたら、国策で文科省等も抱き込み、卒業式入学式、入社時期、転勤時期の変更など就労や転勤時期、カレンダーの見直しが必要な気がします。
春の引っ越しや清掃により人の動きに連れ、物も動き出します。
本日も朝から空き家の整理、遺品整理見積り、不要品買い取りで現場に出向いております。
古物など捨てる前に是非一声お願い致します。流行言葉(断捨離)も色々です。捨てるも売るも、整理も断捨離も、この春も是非お声掛け宜しくお願い致します。