海洋乗船散骨と遺品整理

2025年10月コラム

【海洋乗船散骨式・若くしてこの世を去ったお父さんを家族の手でお見送り】

まだまだ働き盛り、現役バリバリの旦那さん大病を患いお盆過ぎにこの世を去りました。
49日法要を前にご相談が入りました。

（生前の亡き主人の遺言でもあり、家族皆で海へ還してやりたい）
海洋乗船散骨式のご相談を頂きました。

そのようなお電話からご相談が始まりました。
計画はスムーズに運び、お骨を抱いてご来社を頂きました。
宅配での送骨は忍びなく私と最後のドライブを・・奥さん自らお持ち頂きました。
奥さん、子供さんに孫、6名が乗船のご計画ですが天気と仕事休みが調整付かずで
当日は4名様乗船での海洋散骨式となりました。

お約束の日が午後から強風やら雨模様の予報が出ており
朝早出のお約束で出航となりました。
風は陸で3M海上に出ますと5Mほど、前日のうねりが多少見えます。
停船しますと横揺れを感ずる程度です、改めて先様からのゴーサインを頂いて
散骨ポイントまで移動します。
その間20分程ですが子供さん達も少しは慣れて来た様でアフトデッキに腰を下ろします。初秋の海風を受けながら船は進みますがポイントに近づく辺りから
奥さんや娘さんは目頭を押さえ涙が流れ出ております、心配そうにお孫さん達も・・

ポイントに到着と同時に風や潮流れを見ながら停船、三点鐘と黙とう・・・
旦那さんの好きだったお酒を捧げ、散骨と献花・・・
波間を横切る風も有り花びらと共に衣替えを終えた旦那さんが船べりを離れて逝きます。
その間30分ほどの作業・・込み上げる胸の想いを堪えながら作業は進みます。
最後までご主人の遺影を手に家族一つのベンチに座り散骨ポイントを・・
流れ行き花びらを見詰めております。










鳥海山は傘雲が厚くかかり今にも雨が降り出しそうですが何とか持ち応えてくれました。
無事に終了してマリーナまで無事に帰って着ました。
多くの感謝の言葉を頂きながら無事にマリーナを後に致しました。
早朝から本当にご苦労様でした。
亡きご主人様の海洋散骨式、YAMAHIRO号のご用命を頂き有難う御座いました。
　　　　　　　　　　　　　亡きご主人様に・・合掌・・・


【山形県の実家　空き家整理作業】

高齢の母親の一人暮らし、元気で毎日を過ごして居りましたが
春先に体調を壊されて病院に・・治療の甲斐も無く他界。
都会で暮らす息子さん、全てが落ち着いた頃に実家の整理作業を決心、
娘さんがネットで当社HPを発見してご連絡を頂きました。

お約束日に現地で待ち合わせ、作業内容のご指示希望を御伺い致しました。
一戸建の現場、2階建で全ての部屋に家財が有ります、全て撤去です。
何度か帰省して大事な品は既に持ち帰り作業も終えている様で
合わせて自宅販売計画も進んでいる様に伺いました。
不動産業者とのお話も進んでいる様で内覧に向けての作業ご指示を頂きました。

一時間ほどの立ち合い見積もり作業で先様とはお別れとなりました。
レンタカーで新潟駅へその後は新幹線で・・交通アクセスが悪い地区でもあり
現地滞在時間もままならず移動に大変お困りなご様子でした。
お互いに忙しい作業となりました。
数日後、見積書の発送となりましたが一週間ほど後に承諾を得て契約となりました。

高齢のお婆さん一人暮らしとは思えない家財が有ります。
ご家族で何度か帰省して探し物、貴重品の持ち出し作業をしたのではと思いますが、
何処の現場でもそうですが大変な状態です、台所、居間、どの部屋も・・・
処分をする品の質感や物量も中々把握するのに時間が掛かりました。













契約書と自宅の鍵の送付を頂き依頼者の居ない処での作業となります。
それだけに緊張感も御座います。粗方3日ほどで作業も完了致しましたが
記念硬貨や小銭があちらこちらの鞄や引き出しから出て来ます。
5万円程になりました、オリンピック記念硬貨など多数発見でした。
終了時に現場の立ち合い確認を頂きましたがその際にお渡しを致しました。
大変喜んでおりました、作業も問題なく予定通りに終了致しました。
不動産業者ともその後のお話も進むようで大変喜んでおりました。
　実家の遺品整理作業をご用命頂き有難う御座いました。