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入澤和志郎プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

2022年の新春を迎えて

入澤和志郎

入澤和志郎

テーマ:墓じまい

新型コロナウイルスも収束すること無くまた新たな年を迎える事となりました。
運悪く罹患された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また医療従事者様はじめ行政、感染拡大防止にご尽力下さいます皆様には心より深く感謝申し上げます。
日本中が年末から年明けの爆発的なオミクロン株罹患者の増加にはただただ驚かされておりますが、幸いなことに重傷者が少ないなど悪い中でもほんの少しだけですがホッとするようなニュースも流れております。
私共が暮らす庄内地方でもオミクロンコロナ騒ぎと相まって、先日は爆弾低気圧により朝から猛吹雪で交通麻痺状態となり、通常車で30分ほどの距離を4時間掛けての移動と大変な一日でした。まあ例年の事ではありますが・・。
オミクロンコロナ騒ぎと重なり庄内の経済も回るどころか益々悪化の一途ではと一人感じております。
社業を考えますと年末から、墓じまいに伴う海洋散骨葬、遺品整理や空き家処理の問題など電話相談が入っており、皆様からのご相談も引き続き真摯に対応させて頂いております。
この難局を乗り超えるべく社員一同精進致します。

上記案件をお持ちの方は是非ご一報をお願いいたします・・・こちらまで

本年もご指導とご鞭撻を心からお願い申し上げます。

昨年末の墓じまいに伴い掘り起こされたご遺骨の洗浄・乾燥・粉骨

本年最初のお仕事となります。県外在住の方からの粉骨加工のご相談でした。
地元山形県出身の親を持つご依頼者様で鶴岡市内の墓所に埋葬されていたご先祖様のご遺骨を三十年程前に改葬して県外に墓所を求め改めての埋葬され、その施工者の母親も他界され数年、その墓所へ埋葬。
父親も後を追うように昨年他界され父親のご遺骨は埋葬せずご自宅で供養をされていたとの事です。

父親が亡くなった頃から先祖のお墓の整理、墓じまいを意識されていたようです。
今回のご相談は娘さんからで、子育ても終えた頃、父親が亡くなったのを機に子供さんも交えご相談され、家族の理解もありながらも悩んだ末の墓じまい作業だったようです。

墓じまいに関わる書類の発送が最初の仕事となります。
改葬作業時は掘り起こし墓所のあるお役所からのお墓の掘り起こし許可書、新たに移転するお役所、お寺さんからの受書がありませんと掘り起こし許可は発行されません。埋葬法で決まっております。自分の先祖のお墓だと言って勝手に埋葬されている先祖のご遺骨を掘り起こすことは法律違反となります。くれぐれもご注意願います。(ご遺骨を出す側、受ける側)双方のお役所の許可と双方のお寺さんからの許可が必要となっております。
今回のご依頼では当社がご遺骨の受所となり春先に酒田港沖合にて海洋散骨葬をする旨の海洋散骨基本契約書、受諾書を墓所のある役所への提出書類をご依頼者様よりお話があり早急に作成し郵送させて頂きました。

当社の提出書類に問題なく、墓所のあるお役所からも掘り起こし許可が出て順調に墓じまい作業も行われ掘り起こされたご遺骨が当社へ郵送されてきました。墓石屋さんの作業当日のお天気や作業手順にもよりますが今回の送られて来たご遺骨を精査しました所、書類にも記載あります通り計4柱、数年前の母親のご遺骨にはさほどの汚れや変色も見えませんが水分が多く含まれております。
他の2柱は納骨埋葬から半世紀近く経過しており、水分、変色や雑菌が多くまた小石や土、焼古銭、釘やクリップ、木片などが多く混ざり合い洗浄仕分け作業が必要となります。何度も洗浄を繰り返してようやく乾燥殺菌作業で終了となります。粉骨作業も含め2日間ほどの作業工程でした。

粉骨作業

粉骨作業

粉骨作業

粉骨作業

      ■郵送受け時の写真
洗浄前

      ■洗浄・乾燥・殺菌処理後の写真
洗浄後

取り除かれた物は洗い出された細かな骨粉も当然混ざり合っておりますので、まとめて乾燥、ビニール袋に収め当社で保管いたして居ります。春の海洋散骨当日にご遺骨と一緒に海へ還す予定です。昨年お亡くなりのお父様のご遺骨は自宅での供養でもあり大変綺麗に粉骨加工されました。

全ての前作業も終了、ご依頼者様のご要望でもあり4柱全ての粉骨作業を終了後に混ぜてほしい旨のお話が御座いました。均等に混ぜ合わせ8袋の水溶性の袋に収め真空パックを施し再びご依頼者様宅まで郵送させて戴きました。

4~5月頃の穏やかな日を定め親族皆様8名ほどが乗船して酒田沖合にて海洋散骨葬を行う予定でおります。コロナ禍も収まりその日が穏やかな海であります様念じております。
・・・合掌

ご実家の整理に伴い不用品の買い取り依頼


地元の旧家ですが空き家になってから10年ほど・・・。
妻に先立たれたお兄さんが一人暮らしていたそうですが、子供さんも居なかったようで病に倒れたあとは施設へ入居されたようです。ご依頼者様も70歳中過ぎぐらいでしょうか、自宅の主は80過ぎで施設入居、子供もない家庭、兄さんとの意思疎通もままならず、ご依頼者様は二人兄弟の弟さん。実家の整理をご自身の妻や子供さんからの催促もあり、ここにきて決断されて家屋内の整理、販売に踏み切ったとの内容でした。兄さんに事あれば自然相続。法的には何ら問題がなさそうでご依頼者様、仲介不動産会社立会いの下で作業をさせていただきました。先ずは除雪作業から買い出し商品の持ち出す道作りからひと汗かきました。

朝から雪交じりで風も強く運び出すのも一苦労でした。それにしても大きなお宅、部屋数で8部屋ほど、元々地主で農家を営んでいたようですが、周辺は新興住宅地となり、都市計画と相まってご先祖の土地を手放したようにも見受けられます。立派な母屋にお庭、家の周りは門扉がぐるりと、それに車庫と蔵もございます。

不用品買い取り

買値交渉、契約支払決済も終えた所で運び出し、車への積み込み作業となりましたが2台満載、全ての作業で半日ほど、会社に戻り仕分け作業と清掃作業が待っております。
譲り受けした商品は早々に店頭へ陳列し、一部はネット販売となります。
今回の現場は粗大ごみ等の作業は既に他の会社と契約が進んでいるようで、当社への依頼は御座いませんでした。同じような案件を抱えている方は是非ご一報願います。
不用品の買い取りから粗大ごみ処分までご相談をお待ち致して居ります。

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入澤和志郎
専門家

入澤和志郎(葬儀)

有限会社 風車

・故人、ご遺族の状況や希望などに誠実に向き合い、最善を尽くした遺品整理を行います。ご遺品を供養しながら焼却する「お焚き上げ」や買い取りも可能です。故人とご遺族が安心できる整理を心掛けています。

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