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相続放棄後の損害賠償事案・空き家の害獣被害

入澤和志郎

入澤和志郎

テーマ:空き家

厳しかった寒さも嘘の様で、庄内地方も日に日に春めいてきました。
川土手に芽を出すフキノトウの採取でしょうか?天気の良い日にはそれぞれの手にビニール袋を持つ数グループの人達を見かけます。

「田舎に在る親の実家がとてもに気になる。」
最近テレビ番組などで空き家問題を取り上げる事が多く、どの空き家も酷い状態で近隣住民の迷惑となっている様子が伺えます。実家の前道路は冬の間は除雪もされておらず歩行者の妨げとなり、強風時などは屋敷の物や劣化した建物の一部が周辺に飛散して迷惑を掛けている様子が放送されてます。
当社にも最近電話やメールで空き家に関するお問い合わせが多いと思っておりましたが、この様にテレビ番組で空き家特集の放送がされた事が影響しているものと思われます。
数年前に相続放棄をしながらも迷惑行為に係る損害賠償は放棄ならず、今もって市役所から苦情が入るとか、あり得ない内容の放送だったようですが・・・。
自然相続後はお近くの弁護士にご相談下さい。

それぞれの相続放棄、家庭裁判所に正式な手続き(相続人全員)で済んでいるとすれば相続放棄手続き後に民事訴訟(損害賠償)を受ける事は無いはずです(私の知る法律知識では)が、テレビ放送の編集技法や内容が確りと分りませんので確実な事は言えませんが・・・。

それにしても近隣の方や役所からの指導や苦情が無い場合でも親の家、実家管理を放棄状態にしているのはやはり考え物でしょう。まずは実家現状の把握、法的な手続きなど検証して自身の管理下にあるとすれば上記の速やかな実務作業が必要でしょう。

親の訃報を受けて急いで田舎の実家に帰り、バタバタした中でのお葬式や法要と、ここまでは皆様同様のようですが納骨後、都会の生活に追われ帰省もままならず、ここ数年は放置状態と・・・。
この様な御家族の多い事、祭祀継承者の能天気とも思われる現状にも驚かされます。三回忌、七回忌法要、近年では死語のようで何年も帰省していないとか・・・。

実家周りの小物整理、いまだそのままとすればお仏壇、神棚なども何もされていない?家財道具も含め現状把握をする作業が急がれます。特に私共の経験からすると家の周りの庭木の伸びきった枝や落ち葉、プラ製鉢植えや冬対策の板木などが散乱状態でお隣さんに多大な迷惑を掛けている現場には暇が御座いません。
電力会社や電信会社から苦情や指導もあるようです。木々の枝、道路にはみ出し伸び放題で送電線に覆い被さり何時断線事故が起きてもおかしくないような状態。これらが要因での火災も発生しております。この様な状態を放置では万が一送電線の断線事故など起きたら本当に多額な損害賠償も考えられます。数時間、数日の行動と作業で済む事案、自身に大きく係る損害賠償を免れることも可能でしょう。

空き家

空き家
「実家にはそんな木々のある庭は無い」そんな心配無用と高を括る方も多いのですが、そのような考えは危険です。古家の軒先に大きなスズメバチの巣、庭端に積んである古板や丸太にシロアリなどの害虫被害など、空き家に住込んだ鼠、ハクビシンやテン、これらの騒音や糞尿悪臭被害。山間部や農村部だけでなく市内の町中でも多く発生していると報告されています。
本人は気が付かないだけで、知らず知らずのうちに実家のご近所に迷惑を掛けているケースもあり、想定外の損害賠償事案に発展する場合もあります。まずは帰省して実家の今を確認してみてはいかがでしょうか?
とは言っても、
「田舎に帰る時間が取れない」
「台風のたびに実家に行くのは大変」
というのが現実です。

当社ではそのような方のために、誰も住んでいないお宅の見守り代行業務を安価で(日当と実費)行っております。
「山形の実家がどうなっているのか気掛かり」
「台風や大雪のたびに心配になる」
このような方は是非ご一報願います。ご相談受け致しております。

空き家管理に関する詳細は・・・こちら

海洋散骨・遺品整理見積り

今月に入り海洋散骨や遺品整理のお問い合わせが増えており、4月~5月の作業予定でのお問い合せが多く見受けられます。ゴールデンウィークに合わせたご相談が多く、御親戚皆様、御家族皆様の都合に合わせてのお問い合わせと予想します。
この時期、ご希望実行日が重なりますと天気や海洋状況などにも左右はされますが、ご予定をお考えの方はお早めのご相談をお願い致します。

海洋散骨、遺品整理の詳細は・・・こちら

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入澤和志郎
専門家

入澤和志郎(葬儀)

有限会社 風車

・故人、ご遺族の状況や希望などに誠実に向き合い、最善を尽くした遺品整理を行います。ご遺品を供養しながら焼却する「お焚き上げ」や買い取りも可能です。故人とご遺族が安心できる整理を心掛けています。

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