葬送の形、山形新聞から
今日やっと茨城県産稲田石が到着しました。遅くなってしまいました、これから墓石、基礎石等をつくらねばなりません。でも現場も進めなければ、板挟み状態、自分は基本は、原石から墓石をつくります、それが石屋の基本だから、でもこの基本が同業各社から批判されるのが現状です、最近は自分に賛同してくれる仲間もできてはいますが、皆さん損得勘定な方が多いようで、近々、中国の国内状況が変化してきて、人件費の高騰、石の枯渇(これは中国政府の政策的観点が大きいのですが)、人件費のからんで従業員の福利厚生費の増加、または、外貨の獲得の要請などで、中国製品も値上がり状態なので国内加工をと、舵をとりつつある?しかし大変さにあきらめてしまうことも、やはり一度工場を止めてしまうと再開にはそれなりのパワーが必要なようで、結局高い中国製品を買うはめにとかあるようです。自分は工場は今まで止めていないので普通に加工してますが、また大手はというと、基本中国加工品でデザインで石の量を極端に減らして利益を上げる手法が多いようです(値段は基本石の体積×単価なので)後は営業戦略の重視、広告宣伝費をかけて、その分実はおきゃく様負担なんですが、他府県資本の業者さんはバックが某都市銀行?なので資金力は間違いないので、経営に銀行さんが入ってるのでしょう?業界いろいろです、山形地元の業界が活性化するように今日は地元の問屋に前に提案したプロジェクトはと聞いてみましたが、だめなようで、地元問屋も、頑張ってもらわないと、よくよくTPOを捉えてやれることをしてほしいのですが、なんか変な動きしかしないし、あきれています。
ところで自分はお墓は自分で作ったものを自分の手で施工仕上げてお客様に提供すべきではと思っています、でもそうやって食っていけるかは別問題ですが、そうしたいです。これが今日思うこれからのお墓の形です。
墓誌研磨中、個の墓誌は同業者に引き渡すための頑張って磨かせていただいています、同業者も自分にとって頼まれれば大切なお客様なのです。以上!