今年最後?
今山形市には公営の霊園がありません。今ある霊園は民間の霊園です。霊園、墓地の運営主体は原則、市町村である地方公共団体とされています。例外として、宗教法人、公益法人なのです。いわゆる寺院墓地は、例外の一種と考えます。もともと仏教は、鎮護国家や生きるための指針などを伝えたもので、死者をともらうことは本来の役目ではなかったという見解もあります。昔の権威のある住職は死者は不浄のものとし、ともらうことはなかったようです。その役目はいわゆる高野聖が、になっていたようです。今の寺院制度が形づくられたのは、江戸期のキリスト教の弾圧のための檀家制度であり、そんなに歴史があるものでもないようです。明治維新には、神道の復興により一時仏教も苦境に立たされたと聞きます。
そんなこんなで、何でも確実なものはないということです。実際今はお寺さんから離檀、離れる人も出てきています。また、無宗教の人や、様々な理由で宗教、しがらみに関係なく墓地を求める需要が出てくることでしょう。
ただ、つれずれに入力してますので、間違った記述もあるかもしれません、先に謝らせていただきます。時間があればそのうち、確かな資料をもとに記述しなおします。
今回の結論は、山形市に、市が運営する霊園があればいいなということです。霊園には利用者を尊重した高い倫理性が求められ、永続性が担保されなくてはなりません、それに社会政策的にも必要不可欠な施設なのです。
と、厚生省、現厚生労働省が指針を平成12年に示しています。山形にある霊園ははたしてそれに沿ったものなのでしょうか?疑問です?