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石澤光弘プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

今年も終わりですね

石澤光弘

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 今日、29日は家のおやじの月命日です、毎月家のお寺さんは自宅までお参りに来てくれます。そしていつもいろんなお話をさせていただきます。
 今日は、お墓の立ち位置について、お墓は単に遺骨を納める場所ではなく、心をいやす場所、住職は、最近は良くお参りに来ている方々を見かけるようになったのとのこと、自分が思うに、今の社会はあまりにもせっかちすぎて、自分が傷ついたり、悲しんだりした時に、社会の中で自分の心をいやす場が少ないので、自分のお墓に来て傷ついたり悲しんだりした気持ちをいやしているのではないかと思います。
 まず、家族がなくなった時は、その亡くなった家族が、(仏教的には)成仏するように七日七日のお参りとか、年忌のお参りを務めます。その裏腹に、それは自分たちがなくなった家族への悲しみをいやす過程なのだと思います。また、家族の死によって人生のはかなさを知りどう生きていくこと、すなわち生きる意義を考える契機になるのではないかと思います。
 お墓にはそういった意味合いがあると確信しています、そんなお墓だからこそ聖域たる存在であるべきだと思います、自分は、お墓をつくる技術や技は持ち合わせてはいないですが、自分の手で作ったお墓をお客様に提供していきたいのです。
 今年もおかげさまで仕事は途切れることなく一年を過ごすことができました、これはお墓に思い入れがあるお客様がまだまだいらっしゃるという事だと思います。
 お墓はそのご家族の悲しみをいやす場であり、すなわちグリーフケアの役目を果たしていると思います。そして生きるための力を与えてくれていると、ですから、職人として常に向上心を忘れず、恥を知り、そして正しい行いをし、誠実に廉直に仕事に励んで行こうと思います。あと二日で次の年ですが、今自分が思う事を記してみました。

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石澤光弘
専門家

石澤光弘(石職人)

石光石材店

図面作成、加工、施工まで、全ての作業を一人でこなすため、コストがかからず適正な価格で受注でき、リフォームから墓じまいまで確かな技術で、お客様の希望を的確に判断しながら臨機応変に対応、アドバイスできる。

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