今年最後?
これが熊野勧進十界曼荼羅です。死生観を表しているといわれています、死生観とは死を意識して生きて行くことに関する概念です。ちなみに十界とは、悟りを得たものと、迷えるものとのすべての境地であるとされ、六道、四聖道から構成されています、六道は皆さんご存じ、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界、四聖道は、仏界、菩薩界、縁界、声聞界です。
この熊野勧進十界曼荼羅を携えて熊野信仰を民間に広めていたのは、確かルパン三世の映画で描かれた熊野比丘尼なんです。ルパン三世も歴史からヒント、題材を見つけて映画をつくっているんですね、
今日はそろそろ遅い時間なので、この次の回に続きます。