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日本でのステイホーム

赤山卓也

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テーマ:田舎暮らし

この度、新型コロナウイルス感染症の影響で、外出自粛など生活に様々な影響を受けられている由、心よりお見舞い申し上げます。
さて日本では、新型コロナウイルス感染リスクを避けるために、「田舎暮らし」が注目されています。
というのは、新型コロナウイルス感染症の感染力は非常に強く、日本においては「テレワーク」により、毎日会社に出勤するスタイルから自宅で仕事をして、会議や打ち合わせなどをweb会議で行うなど、新たな働き方にシフトチェンジしています。
そこで、「人口の密集する都心部では、家賃や物価が高く、田舎でも同じように仕事ができるならば、広い土地で大きな家で暮らしたい」との思いで、「田舎暮らし」が流行してきました。
では、その「田舎暮らし」ですが、日本の古民家には「囲炉裏」があり、これは「暖房」「調理」「照明」「防虫」「防カビ」などの機能があります。アメリカではDIYにより、自身でリフォームされる人が多いとお聞きしますので、古民家をリフォームして、長寿命の建物で快適な暮らしをすることができます。
続いて、日本の文化である「農業」についてです。「農業」を趣味から始める人も増えてきています。それは、近年、「農業」にとって「命」ともいえる「土」を使わない栽培技術が発展してきました。
これは、土を使わず、水や液体肥料だけで農作物を育てる栽培方法で、その生産効率の良さが注目を集めています。単位面積当たりの生産量においては、露地栽培と比較して大きいという事例もあります。
そして今回注目すべきは水耕栽培以外の土を使わない栽培方法です。それが「ポリエステル培地」と呼ばれるもの。近畿大学農学部と奈良県が公開した実証圃場で発表された培地で、長期間利用できるという利点があります。高齢者や障害者などが行う農作業の簡便化、担い手不足解消を目的とし、この培地とICT技術などの最新技術を組み合わせることで、作業の手間を削減することができます。
ポリエステル培地の注目すべき利点はもう1つあります。それは「風評被害に苦しむ地域でも役立つ培地」だということです。東日本大震災の後、被災地では放射能汚染による風評被害がおきました。
しかしポリエステル培地を使えば土を使わずに農作物を育てることができるため、放射線汚染を不安視する消費者も安心することができ、生産者も自信を持って育てた農作物を提供することができるのです。軽量で半永久的に利用できるポリエステル培地は、連作障害が出にくいという利点もあります。土を使わないことから、害虫なども寄り付かないので、自宅の室内での家庭菜園としても需要も高まっています。
ICT技術を組み合わせることで水や肥料、温度などを管理することができれば、「長年の経験と勘」が必要とされてきた作業をより効率的に行うことができ、農業所得の安定化につなげることができると考えられています。

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赤山卓也
専門家

赤山卓也(不動産業、行政書士)

合同会社赤山事務所・FP・相続・不動産

個人・法人を問わず、宅建士、行政書士、ファイナンシャルプランニング技能士などの国家試験を突破してきた専門家が、不動産の相続問題に取り組み、和歌山県に限らず、他地域からも依頼を受けるようになる。

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