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「自閉症」の客観的判定について

村田晃

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テーマ:時事解説サイト (JIJICO) 掲載最新記事

「自閉症を視線測定から診断へ~バイオ・マーカーを求める研究者達」 と題する私の解説記事が、
時事解説サイト(JIJICO) に掲載中です。

この解説記事は、いわゆる発達障害の一つである「自閉症スペクトラム症」(以下「自閉症」と略称)
の数量的な客観的判定の研究について考察しています。

「自閉症」の判定基準は現在はかなり漠然とした表現となっていますが、それに対し研究者の間では
判定者間の個人差をなくすためとして、数量化した生理的指標(バイオ・マーカー)を求める研究が
行われています。

これは「自閉症」の診断において、「客観的」な判定方法を求める研究として期待もできる一方で、
わたしは一つの疑念も呈しています。

それは、「自閉症」をふくむ精神疾患は、単に生理的・生物学的な要因だけではなく社会的な要因も
含んだ概念であり、したがって診断基準を単に数量化することだけでいわゆる「客観的」な診断に
なるとは限らない、ということです。

なお私の今回の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトに掲載されています。
http://jijico.mbp-japan.com/2016/04/14/articles19821.html

村田 晃(心理学博士 PhD University of Denver USA)
      (臨床心理士)

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村田晃
専門家

村田晃(心理カウンセラー)

うつ心理相談センター

法務省心理技官として25年勤務後、米国の2大学院に15年留学、カウンセリング心理学修士号及び博士号取得。 留学中にうつ病になり精神科病院にも入院。その体験からうつへの関心を強め、以後うつを多面的に研究

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