― いじめ撲滅へ「ピンク・シャツデー」運動 ― を、解説サイト(JIJICO)に掲載中
- 加害者家族の責任とは – についての私の解説記事が、時事解説サイト(JIJICO)に本日(10月22日)
掲載されました。
重大事件の当事者の家族が自殺することが時折マスメディアで報道されます。最近では長崎県佐世保市
の高1女子生徒殺害事件の加害者の父親の死も自殺とみられる、との報道がありました。
私は、事件の当事者の家族の責任が論議されるのは極めて日本的な現象であり、その背景には連帯
責任を重視する日本の精神風土があると考えます。また、集団に比べ個の存在を余り重視しない考え方
も影響していると思います。
私は以前同じJIJICOに、「自分の子どもがいじめの加害者になった場合、親はどうすべきか」について
述べたことがありますが、いじめの加害者であることも含め、自分の家族が事件の加害者になることは、
誰にでも起き得ることと考えます。なぜなら、家族といえどもそれぞれが独立した人格であり、誰も自分の
子どもといえども100%コントロールできないからです。
ですから、自分が加害者の家族になった場合を考えてみるのは、それなりに意味のあることと考えます。
なお私の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトに掲載されています。
http://jijico.mbp-japan.com/2014/10/22/articles12908.html
また、「自分の子どもがいじめの加害者になった場合、親はどうすべきか」については、以下に掲載されて
います。
http://jijico.mbp-japan.com/2013/06/27/articles1328.html
うつ心理相談センター
村田 晃(心理学博士・臨床心理士)