–「殺してみたかった」の背景にあるもの – について本日(2月7日)掲載
- 「命の教育」が本当に必要なのは誰か – の私の解説記事が、時事解説サイト(JIJICO)に本日
(8月7日)掲載されました。
この時事解説は、最近の長崎県佐世保市の高1の女子生徒による衝撃的な事件に基づいている
ことは言うまでもありません。
実は、JIJICO編集部より依頼を受けた時の最初のテーマは、- 「命の教育」 子どもたちに伝えるには
どうすれば?–でした。
しかし私なりにこの事件に関する報道、特に「命の教育」との関係を調べていく中で、これまでの議論
の中では問題の大局が見失われているのではないかと感じました。
つまり、事件が高校生によってなされたことで、学校での「命の教育」の問題点ばかりが指摘され、
そして解決策として、子どもに対する「命の教育」の更なる充実に焦点が集中していることです。
しかし私は、このような事件の真の対応策を考えるときは、もっと大局に立って問題を見てみる必要が
あると考えます。
その私の考え方が反映され、私の解説は、-「命の教育」の真の対象者は子どもではない- の見出し
を付けて公開されるに至りました。
この見出しに示されているように、私が言いたいのは、「命の教育」の対象を子どもだけと限定してしまう
のは問題の根源を矮小化してしまい、本質を見失う危険性があるということです。
私の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトにアクセスしてください。
http://jijico.mbp-japan.com/2014/08/07/articles11457.html
うつ心理相談センター
村田 晃(心理学博士・臨床心理士)