■香りのちり華をくゆら織に織りこむ・・・■
「桜酔:さくらよい」は・・・
自由な発想で糸を選び、季節感そのものまで織り込む。
そんな発想で「くゆら織」というオリジナル織物をはじめて12年になります。
既成概念にとらわれないのが「くゆら織」の真骨頂。
初めて作品は海を超えて、遥か異国に渡りました。
2004年、『桜酔:さくらよい』という作品が、キューバ世界国際美術展で受賞しました。
この作品の特色は、経糸には黒のシルク擬麻。
緯糸には、普通は織糸として使用しない素材、例えば、金属・ベネチアのガラスビーズ・ビニール・フランスの刺繍糸・日本古来の組紐・和紙・紙糸・古布・桜の枝・インドネシアの植物皮などまでも織り糸として織り込んであるところです。
何よりうれしかったのは、海外の方々の感想を知り得たことでした。
「日本の風景が感じられ、まるで絵画のよう」
「日本の桜の花を実際に見てみたい」
「華やかな中に日本人らしさの侘び寂びを感じる」…などなど。
作品づくりのきっかけは、高山に旅した折に見た夜桜のあまりの美しさに感動し魅入ってしまったことでしたが、その時の私の小さな感動が「くゆら織」を通じて、世界のひとの心につながっていく。
じつに感動的な経験をさせていただきました。
■くゆら織のお問い合わせは■
高須 佳美 (色と香りのコーディネートのプロ)
色と香りの総合企画 オフィスアルモニ/アトリエくゆら 076-451-5772まで
★ホームページはこちらhttp://www1.odn.ne.jp/~cai33870/
★取材記事はこちらhttp://mbp-japan.com/toyama/harmonie/?page=3
★アクセスマップhttp://mbp-japan.com/toyama/harmonie/access/