ピアスを開けたときの注意点

梶澤知恵子

梶澤知恵子

テーマ:美容皮膚科

卒業シーズンを迎え、ピアスご希望の方が多くなってきました。
ピアス
今回はファーストピアスを開けられた時の注意点についてお話します。

注意点1.キャッチを押し込まない

ピアスの後ろの止めであるキャッチはピアスの軸の後ろ端の先端部にあるのが正しい位置です。
ピアス本体
【医療用ピアス 写真の矢印部分がキャッチ】
押し込んで耳を締め付けると、ピアスの前側の飾り石部分が耳にめり込んで埋もれてしまったり
場合によってはキャッチ自体が耳に埋もれることがあります。
シークレットピアスなどヘッドの部分が小さなピアスはとくに注意してください。
目立たないからと使用される方もいらっしゃるのですが、
軸も細いのでファーストピアスのホール完成用には不向きかと思います。

注意点2.ホールが完成するまでピアスを外さない

ファーストピアスを開け、ピアスホールが完成するまでは時間がかかります。
初めの6~8週間は抜いたりしないこと。抜くとホールがふさがってしまうだけでなく、
細菌感染を起こして膿んでしまう原因になります。

注意点3.ピアスを引っかけないように気をつける

髪をタオルでふいていて、あるいはブラシングしていてうっかりピアスをひっかけてしまった。
服の脱ぎ着の時引っかけた。ついうっかり触って...という方が時々いらっしゃいます。
ホールに炎症が起こる原因になるので気をつけてください。

注意点4.ピアス周りを清潔に保つ

ファーストピアスはしばらく入れたままにするので
ピアスのキャッチと耳の間、ヘッドと耳の間のすきまに角質(アカ)がたまってしまっている方を時々見かけます。
細菌感染が起こりやすくなるので清潔にしておきましょう。
ご自分では見えづらい部分でもありますので、時々お家の方に見てもらうのもいいですね。


医療用ピアスで安全清潔なピアス穴開けをおこなっています
医療用ピアス
お問い合わせ・予約はこちら

ピアスについて詳しくはこちらもご覧下さい


皮膚科ちえこクリニック Facebookページ
http://www.facebook.com/chiekoclinic

皮膚科ちえこクリニック LINE
http://accountpage.line.me/chiekoclinic

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

梶澤知恵子
専門家

梶澤知恵子(皮膚科医)

皮膚科ちえこクリニック

皮膚、毛髪、爪のトラブルからしみ、ニキビあとといった美容皮膚科治療まで女性に多い皮膚のお悩みを女性皮膚専門医である院長が丁寧に診察。しみの治療、にきび治療には特に力を入れています

梶澤知恵子プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

梶澤知恵子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼