塗り薬でみずいぼ治療
みずいぼは伝染性軟属腫ウィルスが皮膚に感染してできます。
数ミリ大の白っぽい光沢をおびたまるいつぶがみられます。
おもに小児の体幹、四肢にみられますが大人でもなる場合があります。
みずいぼ治療は白い中身(軟属腫小体)を
ピンセットで取ってしまえばよいわけなのですが、
痛みを伴う処置のため、
皮膚科で子供さんのいやがる処置ナンバー1といっても
いいぐらいで、液体窒素治療といい勝負です。
そのため「取らずに放っておけばいいよ」というむきもあるようですが
放っておいても自然になおるといってもそれまでに
数が増えることが多く、それも2個とか3個とかになるだけなら
まだしも、百イボという別名があるようにかなり増えることが
多いこと、
また水いぼ周囲に炎症や湿疹化を伴ってかゆくてかきむしったり
してとびひを引き起こしたり、結構大きくなって化膿したものも
よく診ることより、
取る治療が痛いと言っても2つや3つであればささっと取れてしまい
少し泣いても大暴れになる前になんとかなることが多いので(^^;)
大量増殖してから診る機会が多い、いち皮膚科医の意見としましては
数が少ないウチに取ってしまうのがよいかなと思っています。
ちなみに大量に増えてしまったときは...
麻酔シールを使用して痛みを軽減する処置や、
硝酸銀ペースト法、漢方薬内服などの治療もしておりますのでご相談ください。
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