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梶澤知恵子(かじさわちえこ) / 皮膚科医

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コラム

首のいぼの治療

2011年4月27日 公開 / 2012年4月21日更新

テーマ:いぼ

コラムカテゴリ:医療・病院

首の茶色く細かいぷちぷちが気になるのでとってほしいというご相談をよく受けます。
ちょっと言葉は悪いですが、ひふの老化にともなってできるものでアクロコルドンという名前がついています。
別名を糸状線維腫、軟性線維腫ともいいます。首以外に上胸部やわきなどにできることがあります。

根もとが細くなってとびでているものはさっとハサミで切ってとることができます。
ちょっとチカッとしますが一瞬ですみます。
出血はほとんどみませんが、あとでじわっとくることもあるので化膿止めを塗った絆創膏でとめておきます。
小さいものに限りますがさっととれて炎症後しみもでなくスッキリととれます。

根もとが平たくなっているものや大きなものは麻酔なしでさっと切るとやはり痛いので
液体窒素で凍らせて治療する方法か炭酸ガスレーザーでの治療をしています。

液体窒素による治療では治療部分がかさぶた状に黒くなりとれていきます。
一回でポロっととれる場合もありますが数回かかる場合があります。
1週間ぐらいの間隔をあけて治療を繰り返します。
特に日常生活の制限はありません。入浴なども当日から普通にできます。
治療後に炎症後しみができることもありますがこれは時間とともにとれていきます。

炭酸ガスレーザーの治療では1ミリ程度の小さなものは麻酔シールでの麻酔で治療できます。
(大きなものは局所麻酔の注射をして処置します。)
あらかじめ麻酔シールをはっておいた後、レーザーで蒸散してとります。
治療時多少チリチリと熱い感覚がする場合もありますが、我慢できる程度です。
数日じくじくとするので創傷被覆材でカバーしておきます。
4~5日から1週間ほどで治療部分にひふがはって治ります。
治療回数は1回ですみますが、治療部分に赤みが出たり炎症後しみができることがあります。
いずれも時間とともに薄くなっていきます。

液体窒素治療や炭酸ガスレーザーでの治療後の炎症後しみ、液体窒素治療中のかさぶたが気になる方は
夏場など襟のない服を着る時季をはずしての治療がおすすめです。

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