【冷戦再来!?】プーチン大統領の目論見とは!!
17日の香港株式市場で、ハンセン株価指数が大幅続伸。一時8.2%高となりました。
背景には16日に中国政府が打ち出した金融市場の安定化に向けた力強い取り組みにあります。
中国政府は以前まで、アリババをはじめとするハイテク大手への締め付けや、
恒大集団を発端とした不動産バブルを起こしたとされる不動産会社への融資規制。
国外への新規上場の引き締め強化などを行っていました。
その結果、ハンセン指数は2018年1月の高値からおよそ30%も下落をしています。
ところが、16日に中国で開かれた中国金融委員会会議では、
規制面の締め付けを和らげるとともに、企業を支援する方針を示しました。
この発表を受け、底が見えない株安にも見受けられた株式相場は急反発しましたが、
市場関係者の中では本当に株価が底入れしたのか議論が交わされています。
このまま相場が上昇を維持できるかどうかは規制環境と企業収益の回復見通し次第ですが、
ゼロコロナ政策への固執など、中国株にはまだまだ課題が残ります。
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