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公益社団法人日本証券アナリスト協会が実施するシニアプライベートバンカー(以下「シニアPB」)試験(2022年2月24日発表)に合格しました。
シニアPBは、同協会の実施するプライベートバンカー試験では最上位に位置しており、プライベートバンカーは、資産運用とか相続対策等と言った一部のサービスを提供するのではなく、包括的な金融サービスを提供するプロフェッショナルであることが求められています。
なお、同協会のホームページにおいてプライベートバンカーは以下のように紹介されています
『富裕層、準富裕層と呼ばれている概ね資産5千万円以上の方を対象に、中小企業オーナー、医師、地主、弁護士等専門職等の顧客の立場にたって、一族の資産保全・承継を支援するために、包括的な金融サービスをするプロフェッショナルのことです』
公益社団法人日本証券アナリスト協会HPより引用
シニアPBの試験は、マークシートや論文式のテストではなく「投資政策書」というレポートを作成して提出するスタイルです。
今回は、2021年10月上旬に架空の設例が送られてきて、その1ヶ月後の11月上旬に「投資政策書」を提出すると言うものでした。約1か月間の作成期間が与えられていますが、内容はとても濃く、中々ハードなミッションです。
今回の設例は、コンプレッサ機器で戦後の産業復興を支えてきた製造業者の2代目オーナーから、今後の事業展開を含む事業承継や資産承継、資産運用・管理の相談があると言うものでした。
このオーナーやファミリーの心情に寄り添いつつ、ファミリービジネスの成長とファミリーの永続的繁栄を図るため、事業展開・承継や資産運用等、一歩踏み込んだ検討ができているかが合否のポイントになった模様です。
プライベートバンカーは、上記に記載の通り、包括的な金融サービスの提供が求められています。
弊社では資産運用のアドバイスはもとより、お客さま並びにファミリーの全体最適も含めた包括的なアドバイスの提供を心掛けています。
今回の受験を通して得られた知識・スキル等を生かして、サービス向上に努めたいと思っております。
2022年2月28日 苅谷達朗