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風俗・男女トラブルの不当要求に向き合い、依頼者の新たな一歩を支える

風俗・男女トラブルの不当要求から依頼者を守る弁護士

若井亮

若井亮 わかいりょう

#chapter1

その場の対応が結果を左右。風俗・男女トラブルは初動が重要

 「風俗店でのトラブルは人に相談しにくいものです。一刻も早く解放されたいとの思いから、ついその場で請求されるがまま対応してしまう方が多いんです」

 そう話すのは「若井綜合法律事務所」の弁護士・若井亮さん。池袋と新橋を拠点に、風俗トラブルや男女トラブル、それに伴う刑事事件に長年取り組んできました。トラブルに巻き込まれ、「今、目の前に店員さんがいます」と切迫した声で、その場から相談の電話が入ることも少なくありません。

 繰り返し伝えているのは、その場で何らかの取り決めをしないでほしいということ。書面を残したり、要求に応じたりすると、有力な証拠となり、あとから覆すことが難しくなるといいます。

 そのため、トラブルに遭ったらまず一報を入れてほしいと若井さんは強調。相談内容を聞いた上で「支払う必要はない」と判断した場合は、その旨を相談者に伝え、店員へ伝えてもらうこともあるそうです。

 「『弁護士に確認したところ、支払う必要はないと言われました』と店員さんに伝えていただくだけで、話が収まることもあります」

 相手が納得しない場合は、そのまま依頼を受けて対応します。近年は風俗店側にも顧問弁護士がつき、あらかじめ準備した書面への署名を求められるケースも増加。そのため、初動のスピードはこれまで以上に重要になっています。相談は24時間受け付けており、緊急性が高いと判断すれば深夜でも対応する体制を整えています。

#chapter2

感情が絡む男女トラブルにも寄り添い、不当な要求から依頼者を守る

 若井さんが風俗トラブルや男女トラブルに力を注ぐその原点には、不当な要求から依頼者を守りたいという思いがあります。

 「かつては過大な請求の相手方に、暴力団や半グレのような存在がいました。暴対法や暴排条例が整備されて彼らが表に出てこなくなったとき、一般の方の間にも同じような不当な要求があることに気づいたんです」

 「家族に知らせる」と脅されて金銭を要求されたり、別れを切り出しただけで「画像をばらまく」と迫られたりする行為も、不当な要求の一つです。若井さんは、こうした理不尽な要求から依頼者を守ってきました。累計相談件数は男女トラブルが約23,000件、風俗トラブルが約8,000件にのぼり、全国から相談が寄せられています。

 男女トラブルは感情が絡むため、相談内容もさまざまです。穏便に済ませたいという人もいれば、お金は一切払いたくないという人もおり、それぞれの要望に合わせて対応しています。なかには家族や友人が本人の異変に気づき、代理で相談を寄せるケースもあります。

 「DV被害に遭っていても、自分が悪いと思い込んでしまう方は少なくありません。緊急性があると判断すれば、代理の方からお話を伺うこともあります。最終的にご本人に来ていただければ、私どもで対応します」

 現在は複数の弁護士が在籍し、チーム制で対応。「なるべく早く、なるべく小さく解決する」を目標に、担当者が不在でも拠点のパートナー弁護士がバックアップし、民事から刑事事件まで一貫して対応しています。

#chapter3

選んだ道への違和感を転機に30歳で司法試験に合格。風俗トラブルに向き合う

 人材会社の営業職を経て弁護士を志した若井さん。きっかけは、進路への違和感でした。

 「高校が大学付属だったこともあり、深く考えずに大学へ進学し、そのまま就職しました。会社勤めを始めてから『このままではいけない』と思い、一念発起して勉強を始め、司法試験に合格したのは30歳のときです。高校や大学時代は勉強に打ち込むことはほとんどありませんでしたが、だからこそ社会に出てから学ぶことに面白さを感じました」

 法律だけでなく、政治や経済など幅広い分野を学んだ経験が、現在の弁護士としての仕事にも役立っているといいます。

 「事務所を開業した当時、風俗トラブルを扱う弁護士はほとんどいませんでした。弁護士に相談すれば警察へ、警察に相談すれば弁護士へと、たらい回しにされる状況だったんです。だったら自分がやろうと思いました」

 そんな若井さんが相談時に大切にしているのは、緊張を和らげ、本音を話しやすい雰囲気をつくることです。

 「深刻なトラブルで、皆さん緊張されています。そういう状態では本心を話せません。笑顔が生まれると話の流れが変わり、距離も縮まるんです」

 一人で抱え込まず、早い段階で相談することが解決への第一歩となるケースを、若井さんは数多く見てきました。社会的地位のある方ほど問題は複雑化しやすく、周囲に弁護士がいても男女や風俗のトラブルは相談しにくいものですが、人に言いにくい悩みほど早めに打ち明けてほしいと呼びかけます。悩みから解放され、安堵の表情を浮かべる依頼者の姿を見ることが、何よりのやりがいだと話します。

(取材年月:2026年6月)

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若井亮

風俗・男女トラブルの不当要求から依頼者を守る弁護士

若井亮プロ

弁護士

弁護士法人若井綜合法律事務所

風俗トラブルや男女トラブル、それに伴う刑事事件まで一貫して対応。累計相談件数は男女トラブル約23,000件、風俗トラブル約8,000件。全国からの相談を24時間受け付け、迅速な対応を心がけています。

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