起業時の資金調達2
起業への準備、確定申告書の再発行がなぜ大切?
起業準備で、意外と後回しになりがちなのが
「確定申告書の再発行」です。
しかし、ズバリ言いますと——
これがあるかどうかで、融資・補助金・信用の印象が変わることすらあります。
- 融資審査では「所得実績」の確認資料になる
- 補助金・助成金では「証拠資料」として必要
- 税務・社会保険の手続きでも使用
- 起業後に「過去の実績」として提示できる
だからこそ、今のうちに
再発行の方法を知っておくこと自体が「起業準備」なのです。
それでは、ステップを追ってわかりやすく見ていきましょう。
目次
確定申告書の再発行って何?どんなときに必要?
確定申告書の再発行とは、
「過去に提出した確定申告書控えの写しを取り寄せること」です。
主に、次のような場面で必要になります。
- 起業融資で過去の所得を証明するとき
- 補助金・助成金の申請で前年収入を示すとき
- 青色申告承認申請時に過去データを添付するとき
- 住民税・社会保険手続きで提出を求められたとき
「会社員時代に使わなかったから、家のどこかにあるはず…」
そう思っていても、実際には見つからないケースがほとんど。
安心のためにも、再発行して“確実に手元に置く”。
これが、賢い起業準備です。
保管期間の目安と紛失しがちな理由
税務署での保管期間は、原則として以下の通りです。
- 確定申告書:5年間
- 青色申告書:7年間
一方、個人保管では、
- 引っ越し時に処分してしまった
- ファイル整理中に紛失した
- そもそも保存していなかった
といった理由で、紛失が非常に多くなります。
ご安心ください。
10年前の確定申告書を再発行できた実例もあります。
再発行の窓口はどこ?3つの方法
① e-Tax(オンライン取得)
【条件】
e-Tax利用歴/マイナンバーカード/電子証明書
- 無料
- 即日取得可能
- 自宅で完結
※ 利用環境(ブラウザ・証明書期限)の事前確認が必要です。
② 税務署窓口での請求
本人確認書類を持参し、
「〇年分の確定申告書の写しをください」と依頼します。
- 所要時間:即日~数日
- 手数料:350~900円程度
③ 郵送請求
時間が取れない方、遠方の方に便利な方法です。
- 請求書+本人確認書類コピー
- 返信用封筒+切手
所要期間は数日~数週間です。
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ステップ別:再発行の手順と必要書類
A. e-Taxで取得
- e-Taxにログイン
- マイナンバーカードで本人認証
- 申告書控え表示・ダウンロード
- PDF保存または印刷
B. 税務署窓口で取得
- 申告した税務署へ行く
- 本人確認書類を提示
- 申請書を記入
- 手数料支払い・受領
C. 郵送請求
- 必要書類一式を準備
- 税務署へ郵送
- 後日、自宅に写しが届く
再発行の費用と所要時間の目安
| 方法 | 費用 | 所要時間 |
|---|---|---|
| e-Tax | 無料 | 即日~1日 |
| 窓口請求 | 350~900円 | 即日~数日 |
| 郵送請求 | 切手代+手数料 | 数日~数週間 |
最速・最安はe-Tax。
難しければ、窓口や郵送でも十分対応できます。
再発行に向けての事前チェックリスト
- マイナンバーカードと電子証明書の期限
- e-Tax環境の確認
- 申告した年度と税務署の把握
- 本人確認書類の準備
- 返信用封筒・切手(郵送の場合)
- 複数年分取得するかの判断
資料がそろった後にすべき起業準備
- 融資申請での所得実績提出
- 補助金・事業計画書への反映
- 青色申告承認申請など税務手続き
取得後は、
PDF+紙で一元管理しておくのがおすすめです。
紛失しても大丈夫?代替できる資料
- 源泉徴収票
- 住民税申告書
- 通帳記録+給与明細
- 青色申告帳簿
ただし、
証明力が最も高いのは確定申告書。
可能な限り再発行しておきましょう。
「このケースは?」と思ったら——V-Spiritsの専門家に最短で聞く(初回無料):無料相談フォーム
FAQ:よくある質問に安心回答
Q. 何年分まで取得できますか?
A. 税務署で10年分程度、e-Taxで5~10年分の実績があります。
Q. 代理人でも取得できますか?
A. 委任状があれば可能です。
Q. PDF提出でも大丈夫?
A. OKな機関が増えていますが、事前確認がおすすめです。
まとめ:再発行で、もっと安心な起業スタートを
確定申告書の再発行は、
起業準備の「保険」であり、「信用資料」です。
「必要になってから探す」のではなく、
「必要なときに必ず出せる状態」を作っておく。
まずはe-Taxに挑戦。
難しければ、税務署に相談を。
迷ったら、いつでもご相談ください。
一歩ずつ、安心できる起業準備を進めていきましょう。
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弊社では、中野裕哲を中心に、
起業コンサルタント(R)・経営コンサルタント・税理士・社会保険労務士・行政書士・司法書士・中小企業診断士・FP・元日本政策金融公庫支店長・元経済産業省系補助金審査員など、各分野の専門家チームが一丸となって起業・経営支援を行っています。
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