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出資と投資の違い、ズバリ解説します!〜起業準備中のあなたに贈るお金の基本〜
はじめに:「出資」と「投資」、何が違うの?
こんにちは。起業コンサルタント、税理士・社労士・行政書士・FPとして、年間300人以上の起業家を支援してきた中野裕哲です。
「“出資”と“投資”って何が違うの?」
起業準備中の会社員の方からよくいただく質問です。
一見似ているこの2つですが、実務上はまったく意味が違います。混同すると資金調達や経営判断に大きな誤解を招きかねません。
この記事では、起業前に最低限押さえておきたいポイントを整理して解説します。
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第1章:まず定義から押さえよう!
「出資」とは
事業のオーナーシップを得るためにお金を出すこと。
会社設立時に出資すると株主となり、議決権や配当を得られます。
最大の特徴は「返済義務がない」こと。
そのため、出資を受けるには事業内容や経営者の信用が重要です。
「投資」とは
将来の利益を目的にリターンを狙ってお金を出すこと。
株式投資や不動産投資が典型例です。
経営には関与せず、利益が出れば値上がり益や配当を得ますが、損失も自己責任です。
つまり、投資の本質は「お金を働かせること」です。
第2章:「出資」と「投資」の5つの違い
| 観点 | 出資 | 投資 |
|---|---|---|
| 目的 | 経営に参加、オーナーになる | 利益を得る |
| 権利 | 議決権などの経営権を得る | 基本的に経営に関与しない |
| リスク | 会社倒産時は全損 | 値動きによって変動 |
| リターン | 配当や事業成長利益 | 配当・値上がり益など |
| 時期 | 会社設立時・増資時など | 市場取引時いつでも |
第3章:あなたが「出資を受ける」立場になったとき
起業家が出資を受けるには、以下が求められます。
- 事業内容の明確さ
- 経営者としての資質
- 信頼関係
特にエンジェル投資家から出資を受ける際には、契約書の締結が必須。株主間契約や出資契約書を専門家とともに整備しましょう。
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第4章:「投資家」を迎えるメリットと注意点
メリット
- 資金調達を一気に実現できる
- 信用力が高まる
- 投資家の人脈・知見を活用できる
注意点
- 経営の自由度が下がる可能性
- 失敗時に人間関係が壊れるリスク
- 株式の希薄化によるコントロール低下
投資家との関係は
「結婚」に例えられるほど慎重さが必要
です。
FAQ:よくある質問にお答えします!
Q1. 両親からの「出資」は投資ですか?
→ 返済不要なら出資(贈与)。「出世払い」のように返済を期待されると借入扱いになる可能性あり。
Q2. 出資と融資の違いは?
→ 融資=返済義務あり+利息。出資=返済義務なし+配当などの分配。
Q3. 出資を受けると会社はどう変わる?
→ 株主が増えることで意思決定スピードや自由度に影響。議決権比率にも注意が必要。
第5章:起業前にできる3つの準備
- 出資者候補との信頼関係を築く
- ピッチ資料を事前に用意しておく
- 専門家に相談して契約リスクを回避する
→ 出資は「直前のお願い」では通りません。普段からの信用づくりがカギです。
おわりに:正しい理解が成功のカギ
出資も投資も、起業に欠かせない資金調達手段。
しかし、その違いを理解せずに進めると将来のトラブルや後悔につながります。
不安な方はぜひ「まるごと起業支援」の無料相談をご利用ください。
【無料相談のご案内】
弊社では、中野裕哲を中心とした専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となり、幅広い起業支援・経営支援を行っています。
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