NPO法人を設立したい人必見!成功のステップと落とし穴

中野裕哲

中野裕哲

テーマ:起業

NPO法人を立ち上げたいあなたへ|設立・運営のリアルと成功の秘訣


こんにちは!起業コンサルタント(R)・税理士・行政書士・FPの中野裕哲です。
本日は「NPO法人を作って社会貢献したい!」という志を持つ方に向けて、設立や運営のリアル、そして成功のコツを実務目線で解説していきます。


NPO法人って何?営利企業との違いをまず理解しよう


NPO法人とは、Non Profit Organization(非営利組織)の略で、営利を目的としない活動を行う法人のことです。

「利益を出してはいけない法人」と誤解されがちですが、そうではありません。利益を出すことは可能ですが、その利益を構成員(理事や会員)に分配してはいけない、というルールがあります。

NPO法人に向いている人・向いていない人


向いている人

  • 社会課題を解決したいという強い想いがある
  • 公益性を重視したい
  • 助成金や寄付が資金源になる可能性がある
  • 仲間と協力して運営していきたい


向いていない人

  • 利益追求型のビジネスをしたい
  • 迅速な意思決定を重視したい


この場合は、株式会社や合同会社のほうが向いています。

設立までの一般的な手続きの流れ


  1. 設立趣旨・事業計画・定款の作成
  2. 設立総会の開催
  3. 所轄庁(都道府県や政令市)への認証申請
  4. 認証後に法務局で登記手続き
  5. 税務署や市町村へ各種届出


期間は最短でも3〜6ヶ月ほどかかります。基本的には都道府県が管轄ですが、指定都市の場合は条例に基づくケースもあります。
そのため、行政書士など専門家のサポートを受けるのがおすすめです。

NPO法人のメリットと注意点


メリット注意点
社会的信用が高い役員報酬に規制がある
補助金や助成金を申請できる所轄庁への年次報告が必要
寄付金を集めやすい定款変更に認証が必要


資金繰りのリアル


非営利といっても、活動を続けるためには資金が必要です。資金調達の手段には以下があります。

  • 会費収入
  • 寄付金(クラウドファンディング含む)
  • 助成金や補助金
  • 自主事業による収益


実例紹介:ある女性起業家のNPO法人設立物語


40代女性Yさんは、障がいのある子どもたちのための放課後デイサービスをNPO法人として設立しました。
資金面に不安を抱えていましたが、助成金と創業融資を組み合わせて活用し、無事に開業。現在は複数拠点で活動を展開しています。

設立後の運営で大切なこと


  • ビジョンを共有できる仲間を集める
  • 活動実績を見える化する
  • 定期的に会計や法務をチェックする
  • 外部との連携を積極的に行う


迷っているあなたへ|まずは専門家に相談を


NPO法人か、株式会社か、合同会社か。どれが自分に合っているかは状況によって異なります。
迷っている方は、ぜひ一度専門家に相談してください。

【今すぐ行動を!無料相談はこちら】
無料相談はこちら(V-Spiritsグループ公式サイト)
TEL:03-3986-6860


中野裕哲プロフィール


起業コンサルタント(R)・税理士・特定社会保険労務士・行政書士・CFP(R)。
起業家支援をライフワークとし、毎年200件超の無料相談を実施。著書多数。

V-Spiritsグループ代表として、創業融資・補助金・会社設立・会計・労務・許認可をワンストップで支援する「まるごと起業支援」を展開中。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

中野裕哲プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中野裕哲
専門家

中野裕哲(起業コンサルタント)

V-Spiritsグループ

起業支援ポータルサイトで相談者数1位を11年連続で獲得。会社設立、税務、労務、許認可、補助金申請、融資、経営戦略など、起業に必要なサポートをワンストップで行います。オンライン相談で全国対応可能。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

起業に関する悩みをまるごとサポートする起業コンサルタント

中野裕哲プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼