【もし銀行員がなかなか話を聞いてくれなかったら・・・】

中野裕哲

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テーマ:起業

今回のテーマは、【もし銀行員がなかなか話を聞いてくれなかったら・・・】です。銀行員に限らず、なかなか話を聞いてくれずに自分の要望ばかりを伝えてくる営業や苦手な仕事は逃げ腰で対応する営業もおります。来社をお願いしても、忙しいなどの理由をつけてアポイントが取れないケースもありますね。そんな時に、どのようにすれば話を聞いてくれるのかを解説していきます。

結論は、書面で交渉します。
伝え方が悪かったのか、その銀行の方針なのかは、1度すれ違いが始まったら気にするときりがありません。

第一に、銀行というのは融資するにせよ、返済額を減らすにせよ、目の前の担当銀行員の一存ではどうにもならないのです。普段からどんなに円満な付き合いをしていたとしても、毎月の返済額を下げてほしいという要請があったのなら、ある程度厳しいことを言わなければなりません。ましてや、担当銀行員が転勤などで代わったばかり、あるいはまだ若手の銀行員ともなれば、できればそんな交渉に関わりたくないというのが普通の銀行員の心情です。したがって、そういう逃げ腰の銀行員を振り向かせるには、書面でこちらの要望を提出する事が1番です。

この書面を出す目的は、銀行員の気持ちをこちらに向かせることです。書面を渡せば言った言わないの水掛け論もなくなりますし、担当銀行員としても上司に報告しないわけにもいきません。そこから話がスタートしていきます。
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