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コラム
【返済が難しくなったときには】
2022年11月21日
金融機関から融資を受けるときは事業を前向きに進めていくためにと利用していると思います。
しかしながら、金融機関から融資を受けたものの事業がうまくいかずに毎月の返済が難しくなるケースがあります。そんなときにはどのような選択肢があるのかについて解説します。
①返済が滞りそうになってしまったら
返済が滞りそうになった場合には、まず、いつまでだったら通常通り返済ができるのかを把握してください。その上で、融資を受けた金融機関に相談をしてください。ここで一番気を付けなくてはいけないのは、返済できないからといって延滞をしてしまうことです。金融機関は返済が滞ることを非常に嫌います。当然、内部データとしても残りますので、いつまでも過去に延滞をした先であるとみられます。
②金融機関に相談する際の選択肢
金融機関に相談するにもただ返済ができません。と相談をするのではなく、一度返済金額を見直してもらう交渉を行い、その間に業況を立て直す努力をします。といったことまで伝える必要があります。金融機関もこのような相談を受けるケースはよくあり、大半は「リスケジュール」を行います。
資金繰りが破綻してしまうと事業継続ができませんので、破綻を防ぐために既存の融資の返済を減額・猶予することです。これを「リスケジュール」と言います。
③リスケジュールを行うメリット・デメリット
リスケジュールを行うメリットは、返済金額が軽減されますので資金繰りが多少なり改善されます。
デメリットとしては、返済見直しを行うなどしているため、金融機関から新たな融資が受けにくくなります。
このようにメリットもあればデメリットもあります。返済が難しいと思ったときにはすぐに融資を受けた金融機関に相談をしてください。
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