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遠隔診療について【自治体事例の教科書】

嗣江建栄

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テーマ:遠隔医療

内容出典:厚生労働省ホームページ

https://www.jt-tsushin.jp/article/casestudy_remote-medical-diagnostics/
遠隔診療の現在
厚生労働省として遠隔診療は、今後重要となると認識されています。交通手段が少なく離島や病院が遠い場所に住む患者にとって便利になるということや、医療の地域差がなくなるということが理由として挙げられています。

遠隔でできる医療作業は次の4点です。
・遠隔病理診断(テレパソロジー)
手術や診断を遠隔で実施するものです。患者を担当している医師が、顕微鏡で確認している映像を専門医に送信します。受信した専門医が映像を確認し手術する部分などの指示を行い、その指示を受けた現地の担当医が手術を進めるという流れです。

・遠隔画像診断(テレラジオロジー)
患者を診察する医師が、病気の診断などに用いるX線写真やMR画像を遠隔にいる専門医に送信し、病気や症状などの診断を行います。

・遠隔相談(テレコンサルテーション)
患者が遠方にいる医師に対してテレビ電話などで映像や音声を通し、症状について相談する方法です。患者は自宅にいながら地域病院の担当医と離れた場所の主治医、それぞれと通信します。

・在宅医療(テレケア)
患者の在宅に測定機能が付いた端末を設置し、自宅に居ながらにして検査を行えるものです。端末を使って検査した数値を遠方にいる医師に送信し、医師側は数値を元に治療に向けた指導ができます。
https://www.jt-tsushin.jp/article/casestudy_remote-medical-diagnostics/

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専門家

嗣江建栄(システム開発)

ViewSend ICT株式会社

米国発祥のシステムを国立がん研究センターとの共同開発により独自の遠隔医療支援システムとして製品化。

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