働き方と遠隔医療について
遠隔読影
受信側:株式会社、NPO法人、読影医個人などへの読影依頼も可能になります。
株式会社やNPO法人の場合は、放射線診断専門医と登録契約し、読影レポートを提供します。様々なオプションや各企業の特徴あるサービスがあります(至急対応や土日祝日対応、部位、モダリティ、画像(フレーム)数による価格設定等)。
送信側:厚生局への届出は不要ですが、画像診断管理加算の算定はできません。
遠隔画像診断
病院と病院が連携する遠隔画像診断のスキームになります。各地の厚生局へ遠隔画像診断の施設基準に係る届出を行った病院間において実施される保険診療となりますので遠隔画像診断になります。
受信側:厚生局への届出が必要になります。受信側保険医療機関は、画像診断管理加算2又は3の施設基準を有し、受信側保険医療機関の種類もそれぞれ基準を満たしています。
送信側:厚生局への届出が必要になります。施設基準を満たした病院へ画像診断を依頼します。受信側保険医療機関との遠隔画像診断によって画像診断管理加算の算定が可能となります。ただし受信側保険医療機関以外への読影または診断の委託はできません。