【金融サクッと!】セミリタイアの必要資金は考え方で大きく変わる? 40代セミリタイアの必要資金はいくら?自分条件で逆算する計算式と失敗しない設計【パート1/9】
「周りと比べて貯金が少ない…」と焦るあまり、一気に取り戻そうとハイリスクな投資に手を出しそうになっていませんか?
定年退職までのカウントダウンが始まっている50代にとって、焦りからくる一発逆転狙いの投資は最も避けるべき罠です。大切な資産を守りながら安全に育てるためには、「守るお金」と「増やすお金」の明確な役割分担が欠かせません。
皆様こんにちは!
株式会社バリューアドバイザーズの五十嵐です。
全8回でお届けする本コラムシリーズ。第7回目となる今回は、「50代からの資産運用で失敗しない考え方」をテーマに、生活防衛費の守り方や目的別の資金の分け方、退職金を扱う際の重要なポイントについてわかりやすく解説していきます。リスクを抑えて着実にセカンドライフへ備える思考法として、ぜひ最後までお付き合いください。
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50代からの資産運用で失敗しない考え方
平均貯金額を見て焦った50代が、短期間で増やそうとして高リスクの商品に手を出すことはできる限り避けてください。失敗しない考え方の基本は、守るお金を確保した上で、目的と期間に応じて預貯金と投資を役割分担させることです。
生活防衛費は運用に回さない
生活防衛費を投資に回すと、相場が下落したタイミングで必要なお金を取り崩すことになり、損失を確定させるリスクがあります。50代は退職までの期間が短いため、若い世代より守るお金の確保が重要です。
まず預貯金で生活防衛費を確保し、その上で余裕資金を運用に回す順番を守ることが、失敗を防ぐ基本です。
短期間で大きく増やそうとしない
老後資金に不安を感じると、短期間で大きく増やしたいと考えがちです。しかし、高いリターンを狙うほどリスクも大きくなります。退職金や長年の貯蓄を一度に高リスクの商品へ投資することは避けることが重要です。
老後資金づくりでは、一発逆転よりも長期・分散を意識した運用が基本とされています。投資信託や債券などを組み合わせる際も、特定の商品だけに集中しないことが大切です。ただし、どの商品にも元本割れのリスクがあることを忘れずに判断してください。
目的ごとに預貯金と投資を分ける
資産運用では、目的と使う時期ごとにお金を分けることが重要です。数年以内に使う教育費、住宅修繕費、生活防衛費は預貯金で確保し、10年以上使わない老後生活費の一部については投資を検討するという区分が、資産運用の基本的な考え方のひとつです。
「預貯金か投資か」の二択ではなく、両方を役割分担させることで、リスクを抑えながら資産形成を進めることが目指せます。
退職金の運用は慎重に進める
退職金は多くの50代・60代にとって老後資金の中心です。退職金を受け取った直後は金融機関からさまざまな提案を受けることがありますが、焦って決める必要はありません。
まず退職後の生活費、住宅ローンの返済、医療・介護の予備費、運用できる金額を整理してから、運用方針を決めることが重要です。退職金の運用は、商品選びだけでなく、いつどのように取り崩すか、相続まで含めて考える必要があります。
最後に
全8回でお届けする本シリーズの第7回では、「50代からの資産運用で失敗しない考え方」をテーマに、生活防衛費の確保、短期間での無理な運用回避、目的ごとの役割分担、退職金運用の注意点について解説いたしました。焦って高リスク投資に走るのではなく、資産の目的や時期に応じた慎重かつ計画的な運用姿勢が何よりも大切です。
次回はいよいよ最終回(第8回)!「50代の資産運用でIFAに相談するメリット」をテーマに、目標から逆算するゴールベース運用やアドバイザーによる伴走支援の重要性について解説していきます。
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次回の最終回(パート8/8)もぜひご覧ください。


