東洋医学でいう「五主(ごしゅ)」とは?

村上哲也

村上哲也

テーマ:健康

東洋医学でいう「五主(ごしゅ)」とは?


「東洋医学って、なんだか難しそう…」
そう思われがちですが、実はとても女性の体と心に寄り添った医学です。

その中でも、ちょっとマニアックだけど実は超重要なのが
「五主(ごしゅ)」。
五主とは一言でいうと、
→体の“司令塔”がどこを担当しているか
という考え方です。

五主を超ざっくり言うと…
東洋医学では、体は「チームプレー」で動いていると考えます。
その中で、それぞれの臓が得意分野(=主るもの)を持っています。
それが五主です。

※五主の基本

肝は筋を主る
心は血脈を主る
脾は肌肉を主る
肺は皮毛を主る
腎は骨を主る
……と言われても、ピンときませんよね(笑)

なので、もっと日常に落とします。
実は「あるある不調」は五主のサイン

● 肩こり・筋が張る・イライラしやすい
→ 肝が主る「筋」が悲鳴をあげているかも
「気を遣いすぎる」「我慢が多い」女性ほど、
肝が疲れて筋が固くなりやすいんです。
●動悸・不安・寝つきが悪い
→ 心が主る「血と流れ」の乱れ
考えすぎ・情報過多・スマホ疲れは、
心を一気に消耗させます。
●むくみ・たるみ・疲れやすい
→ 脾が主る「肌肉」の弱り
実は「甘いもの」「冷え」「食べすぎ」は、
肌だけでなく“体力そのもの”を奪います。
●肌荒れ・乾燥・アレルギー
→ 肺が主る「皮毛」のトラブル
皮膚は「内臓の名刺」。
スキンケアだけでは足りない理由がここにあります。
●膝・腰・骨の不調、老けた気がする
→ 腎が主る「骨・生命力」のサイン

年齢のせい…ではなく、
腎のエネルギー不足が原因のことがほとんど。
意外な事実:痛い場所=悪い場所ではない
ここが東洋医学の面白いところ。

→ 症状が出ている場所は、結果
→本当の原因は「主っている臓」

だから肩を揉んでも戻る…
膝に注射してもスッキリしない
湿布が手放せない
ということが起こります。


当院の治療では、
痛い所を追いかけない
画像や数値だけに頼らない
五主をベースに「どこが司令塔として疲れているか」を診る
これを大切にしています。
すると、
・触れる時間は短い
・なのに変化が早い
・ぶり返しにくい
という治療が可能になります。

まとめ

五主を知ると、体が味方になる
五主とは、

「あなたの体からのヒント集」のようなもの。
「なぜここがつらいのか?」
「なぜ良くならないのか?」

その答えは、
体の中の“主役”が教えてくれています。
体は決して裏切りません。
ただ、サインの読み方を知らないだけなんです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

村上哲也
専門家

村上哲也(鍼灸師、整体師)

つなぐ手治療院

20年以上にわたり、数多くの体の悩みに向き合ってきた鍼灸師・整体師。慢性的な痛みや、頭痛、自律神経の乱れによる不調、明確な原因が特定できないケースまで、豊富な経験を生かして丁寧に対応しています。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

慢性的な痛みや不調に悩む人に寄り添う鍼灸師・整体師

村上哲也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼