夫婦カウンセラーが伝える|結婚で妻を幸せにする男性の特徴とは?
夫婦カウンセラーの三枝照子です。
「夫と話しても通じない」
「セックスレスのまま何年も過ごしている」
そんな心の孤独を抱えながら、「我慢が足りないのかな」「私が悪いのかな」と悩む女性は少なくありません。
けれど、夫婦関係は努力や忍耐だけで続くものではありません。性格の不一致やセックスレスは、どちらか一方の責任ではなく、長年のすれ違いの積み重ねです。
ここでは、あなたが自分の心を取り戻し、幸せに向かうための5つのステップをお伝えします。
「性格の不一致」とは、相手が変わらないことではなく“自分が無理をしている”こと
「家庭を壊したくない」「子どものために我慢しよう」――そう思って自分を抑え続けていませんか?
性格が合わないという悩みの根本は、“相手が変わらない”ことではなく、“自分が我慢してきた”ことにあります。
まずは「私はどこまで無理をしてきたのだろう?」「本当はどう生きたいのだろう?」と、自分の心を静かに見つめ直してみましょう。
セックスレスを「愛情の欠如」と決めつけない
セックスレスのつらさは、拒絶の痛みと尊重されない苦しみが重なっているからです。
ただし、それを「愛が冷めた」と断定するのは早計です。性の断絶は、長年の心の距離の“結果”であり“原因”ではありません。
「愛されない私」ではなく、「愛を感じにくい関係になっているだけ」と視点を変えてみましょう。
「我慢」ではなく「自己理解」から関係を見直す
相手を理解する前に、まずは自分を理解することが大切です。
「私は本当は何を求めている?」「どんな関係なら笑顔でいられる?」
この問いに向き合うことで、我慢で続けてきた関係かどうかが見えてきます。
自分を理解できると、「変わってほしい」という執着が減り、「私はこうありたい」という軸が生まれます。
離婚は「失敗」ではなく、自分を取り戻す選択
離婚=敗北ではありません。
本当の失敗は、自分を壊しながら関係を続けてしまうことです。
「離れること」でしか、お互いの尊重を取り戻せない場合もあります。
離婚も別居も、“自分を大切にする再出発”。
憎しみではなく、「自分を取り戻す勇気ある選択」として受け止めてください。
幸せを取り戻す5つのステップ
感情を否定しない:怒り・悲しみも自然な感情。まずは認めることから。
信頼できる人に話す:家族よりも、夫婦問題の専門家に相談を。客観的な視点が得られます。
経済的な準備を始める:心の自立には生活の見通しが大切。
子どもの前で無理をしない:完璧な母親より、正直で優しい母親を目指して。
未来に小さな楽しみを持つ:一人旅、資格、趣味──小さな再スタートが心を元気にします。
【まとめ】
「我慢すればうまくいく」と信じてきた女性ほど、自分を後回しにしてしまいます。
けれど、「もう限界」と思った瞬間こそ、自分を大切に生きるチャンスです。
離婚でも、再構築でも、どちらも“あなたが笑顔で生きるための選択”。
一人で抱え込まず、専門家に相談しながら、あなたらしい幸せを取り戻していきましょう。
もっと詳しい記事をティダテラス公式ブログに書いています。
合わせてお読みください。
夫婦の間に問題があることは恥ずかしいことではありません。
ちょっと風邪をひいた、そんな感覚で、夫婦カウンセリングを使ってみてくださいね。
きっと、何かの糸口が見つかりますよ。



