夫婦のお金の価値観がすれ違うときの対処法/ケチな旦那さんに悩んでいませんか?
こんにちは。
夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
『妻』のみなさんへ。。。
「私の気持ち、なんで伝わらないの?」
「こんなに頑張ってるのに、わかってくれない…」
長年連れ添った夫とのすれ違い。誰にでも起こるものです。でも、そこには「男性と女性の考え方や感じ方の違い」があると知るだけで、心が少しラクになりますよ。
今回は、夫に気持ちが伝わらないと感じたときに試してほしい「5つのステップ」をご紹介します。
すぐにできる工夫ばかりなので、日々のコミュニケーションにぜひ取り入れてみてくださいね。
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ステップ1:なぜ伝わらないのかを知る
まずは、相手の“脳のクセ”を知ることから。
男性は、会話に「結論」や「解決」を求める傾向があると言われています。
たとえば、私たち女性は「今日ちょっとつらかったの…」と話したいだけのときでも、夫は「どうしたいの?」とすぐ答えを出そうとすることがありますよね。
これって、悪気があるわけではなく「自分なりに助けよう」としているんです。
また、男性は感情を言葉にするのが苦手な人も多いです。無口だったり、表情に出なかったりしても、心の中ではいろいろ感じていることも。
まずは、夫の“話し方・聞き方のスタイル”を受け入れるところから始めましょう。
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ステップ2:自分の気持ちを整理する
「なんだかモヤモヤする…」という気持ちは、自分でも正確に把握しづらいもの。
まずは紙に書き出すことから始めてみませんか?
1.どんな場面でモヤモヤしたか
2.そのとき、どんな気持ちだったか(例:寂しい・悔しい・悲しい)
3.その気持ちを★1~5で強さを評価してみる
こうすると、自分の感情がはっきりして、「夫に何をどう伝えたいのか」が整理されてきます。
あわせて、「伝えたいこと」と「感謝したいこと」を別々にまとめておくと、伝えるときの言葉の順番にも工夫ができますよ。
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ステップ3:伝え方を変える
気持ちを伝えるとき、「あなたっていつも…」という言い方では、相手の防御心が先に立ってしまいます。
そこでおすすめなのが「Iメッセージ」。
たとえば、
✕「あなたは話を聞かない」
◯「私、話を聞いてもらえないと寂しく感じるの」
自分の感情を主語にすることで、相手を責めずに思いを伝えることができます。
また、「いつ・どこで・どんなことがあったか」を具体的に伝えると、夫にも状況が伝わりやすくなります。
話すときは、落ち着いた声で、優しいトーンを意識してみてくださいね。
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ステップ4:夫の反応を引き出す
一方通行の会話では、気持ちはすれ違ったまま。
「どう思った?」「そのとき、どう感じた?」と、夫の気持ちをやさしく引き出してみましょう。
ポイントは、「はい・いいえ」で答えられない質問=オープンクエスチョンを使うこと。
たとえば、
「今日はどんなことがうれしかった?」
「最近、仕事どう?」
こんなふうに具体的に聞くと、会話が自然に広がります。
話すときの目線、うなずき、笑顔も立派な“伝わる工夫”です。言葉だけでなく、表情や雰囲気も意識してみてくださいね。
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ステップ5:感謝とふり返りを習慣にする
大事なのは「一度きりで終わらせない」こと。
月に1回でもいいので、ふたりで話す時間をつくってみましょう。
「今月うれしかったこと」
「ちょっと疲れたこと、気になったこと」
こんなテーマで、夕食後の10分間を“ふり返りタイム”にしてみてはいかがでしょうか。
また、毎日の中で「ありがとう」「助かったよ」のひとことも忘れずに。
ちょっとした気づかいが、夫婦関係の土台をしっかり支えてくれます。
「夫婦円満」とは、お互いに努力をして築くもの、です。^^
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まとめ:伝え方ひとつで、夫婦はもっとわかり合える
夫に気持ちが伝わらない…その背景には、脳の違いや考え方のすれ違いがあります。
でも、相手の特徴を理解し、自分の思いを整理して、伝え方を変えることで、ふたりの距離は確実に縮まります。
ポイントはこの5つ:
1.「なぜ伝わらないのか」を理解する
2.気持ちを整理して、伝える準備をする
3.Iメッセージと具体例でやさしく伝える
4.夫の反応を引き出して会話を深める
5.感謝とふり返りを、日常の習慣にする
これらを意識するだけで、今よりもっと、あなたの気持ちが伝わるようになりますよ。
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ずっとハッピーが続くマリッジライフ応援!
ティダテラス 照子



