【リアル店舗で成功する】出店成功事例集・前編
人手不足対策
忙しさを理由にコラムを1年以上休んでしまいました。（本当は筆不精が原因かも？）
本日より再開します。
人手不足で閉店
今回は人手不足に関係した話題です。
この1年近く大きな問題として感じているのが慢性化した人手不足です。
特に飲食店や小売店など接客が伴う業種においては深刻な問題です。
ECビジネスと違い、現場に人がいないと商売になりません。
極端な場合、売上は好調なのに閉店してしまうというケースが増えてます。
お客様と店舗スタッフとのふれあい
コロナ化の後に私たちの仕事の進め方も大きく変わりました。
あらゆる分野でデジタル化が進んでいるわけです。
仕事の生産性を上げるためには必要なことで問題はないのですが、
リアルの店舗というものはお客様と店舗スタッフの接点の場所です。
専門店で買い物をする場合、やはり店舗のスタッフさんに相談してみたい部分もあると思います。
笑顔で丁寧な対応をしてもらうと気持ちが良いものです。
飲食店でもタブレットやスマホで注文して配膳はロボットが運んでくるというシーンが増えてきました。
業種業態によっては世界でも生産性の低い日本では
今後大きく増えていくとは思いますが、
半面、人と人の触れ合いを大事にする業種業態も必要なものとして残ると思ってます。 
働き方
取引先の飲食店の経営者の方から聞いた話ですが、
その会社は飲食店を10店舗近く展開しているのですが、
正社員を募集してもなかなか集まらないとおっしゃってます。
飲食業ですとサービス業ですから
多くの人たちが休みの日に働くことになりますが、
給料よりも土、日は休みたいという応募者が非常に多いということで
商売柄採用が難しいといいうことです。
店舗社員も40代、50代がほとんどで若手社員がほぼ0ということで将来が危ぶまれます。 
正社員採用が難しい
われわれ日本人の働き方も変わりました。
人口の減少で少子高齢化が進み、
まず、働き手の絶対数自体が少なくなっています。
円安の貧乏になった日本で稼ぐことができないということで
働く意欲のある若者たちは海外に出て働いてます。
国内ではお金が欲しい時に必要な時だけ働けるようなシステムを構築した人材サービスの企業が大きく業績を伸ばして得ます。
これって急に人手が必要な時に助かるシステムですが、
短時間ずつ働くアルバイト中心のオペレーションではシフトを組む社員にしては大変面倒な作業が増えます。
正社員を採用したいのにスポットでしかシフトに入れないアルバイトばかりでは正規の出店もままならない状況です。 
外国人労働者
そこで国も力を入れてきましたが、
外国人労働者の採用です。
現在日本ではコンビニエンスストアを中心に多くの外国人の方が働いています。
彼らの力を借りなければお店が回りません。
そんなことから以前から外国人スタッフを多く採用してグローバル人材で店舗運営を進めている企業もあります。
ただ、こういった企業でもコロナ化で一旦母国に帰ったスタッフが日本に戻ってこない事例が増えてます。
貧乏になった日本では十分に稼げないということで
お隣の韓国や別の国で働く外国人も増えてます。
こんな状況では日本の将来は味気ないデジタル化された店舗ばかりになって
人と人の触れ合いというものがなくなっていくのでしょうか。 
こんな状況を見越して主に東南アジアの各国から人材を集めている、ある飲食店では
彼らが日本で習得した技術やノウハウを母国に帰って母国で店舗運営をするという形で
ワールドワイドにビジネス展開しようとしている企業も増えてます。
外国人スタッフの人材採用のサポートをした関係で
web面談にも参加しましたが、
面接を受けた外国の若手人材の人たちも
将来、お店を経営するなど具体的な目標を持ってます。
逆手に取れば、今インバウンドで来日する外国人の人たちは
日本の食に非常に満足しています。
いつの間にか日本食レストランは世界中で増えています。 
世界的な視点での店舗経営
取引先のローカル地域だけ数店舗展開している焼鳥店も
アメリカ進出に動き出してます。
これからは世界に向けてビジネス展開していくべきではないでしょうか！
※合同会社ネオ・フロンティアでは主に商業施設への出店のサポート、マーケティング調査、特定技能職の優秀な外国人スタッフの人材サービスを行ってます。
お問い合わせは neoftinfo@store-location.jp こちらまでお願いします。
