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洗脳・マインドコントロールと 教育・研修の違いとは

2021年3月31日 公開 / 2021年9月2日更新

テーマ:テレワーク健康

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 労働問題ビジネスマナー企業研修

外出先や移動中の車から見る、早咲きの桜に癒されながら4月を迎えます。入社・入学・異動・移転などで環境が変化した方もおられることと思います。変異株が増えて第4波が懸念され、自らが感染したり人にうつさないよう、医療介護体制のひっ迫や崩壊を避けるためにも依然警戒が重要です。

5年ほど前からZOOMやチャットワークで打ち合わせを始め、コロナ・パンデミックの今は世界的にオンライン・ビデオ会議システムが不可欠です。テレワークも推奨されているものの、日本の学校や職場、多くの現場でオンライン化や情報セキュリティ対策の遅れや実態も明らかになりました。オンライン・ビジネスの急成長と高齢者や情報弱者の二極化は予防接種の予約に影響しています。
オンライン化が急激に推進される中、情報量があまりに膨大で、どう対処してよいのかわからず、情報洪水に溺れそうでも無理はありません。AIによる膨大な管理で情報の質が選別され淘汰されてゆき喜ばしい反面、人間の倫理的な自由意思の尊厳を踏み越える監視・検閲の是非も問われます。

無知や不安や怖れにつけこむ詐欺やフェイクニュース、いじめやパワハラなど身近でみられ、思い通りに人を支配しようとするあからさまな嘘、事実をねじ曲げ、上げ足をとったり、後出しじゃんけんでマインドコントロールするプロパガンダ・情報操作を見抜きましょう。価値基準の多様化で善悪の基準が薄れ、自分の弱さと向き合えずに責任を回避し転嫁し、正当化して認めない虚言癖も増える傾向にあり、たとえ病的であっても嘘をつくことや隠蔽隠匿がいかに当人に対する信頼関係や評判を一瞬で破壊し、周囲に悪影響や打撃を与えるか銘記して常に真実を語る必要があります。

『邪悪な人々や詐欺師たちは、惑わしたり惑わされたりしながら、ますます悪くなっていきます』      ー テモテへの第二の手紙3:13

『皆さんの愛に偽善があってはなりません。悪いことは憎悪し、善いことにはしっかりと付きましょう』 ー ローマのクリスチャンへの手紙12:9

巧妙狡猾な嘘や欺き、情報操作でマインドコントロールをされ被害に遭わないためには、すべての言葉や情報をうのみにしないことです。時事通信では正確さ公正さ迅速さが求められました。情報の真偽を見極めるために何ができるでしょうか。主観には認知のゆがみが入るため、情報源や客観的事実をよく調べ、人に依存したり操られることなく、何事も自己責任で事実確認をした上で客観的に判断し選別し、決断することが何より重要です。嘘つきは嘘を認めないので立証しましょう。

洗脳やマインドコントロールは、必ずサイコパス*(冷酷・無慈悲・尊大・ 良心の欠如 ・ 罪悪感の薄さなどの特徴的性格)マニピュレーター*(他人をずる賢いやり方で操作したり陥れたりしようとする人間)のように支配する側の益や満足となり、ターゲットは仕事・家庭・学校・職場などのコミュニティや人生、人間関係まで操られ深刻で破壊的な悪影響が及び、良心や正常な感覚さえ徐々に蝕み、被害や損害、ダメージを受ける可能性があるため、専門家並みの知識や警戒が重要です。依存させ孤立させ平気で操ること、無表情無感覚さも特徴なので一人で悩まず、罪を犯したり手遅れにならないよう上位者や多くの事例を扱う信頼できる専門家に相談、助けを求めることが急務です。

一方、教育・研修は受けた人の生活や人生に良い影響を及ぼし自尊心を高め心を豊かにします。
筆者は4月、ビデオ会議システムの導入や参加、ZOOMの操作に慣れていない方々も、オンラインで安全につながれるよう、ZOOMの使い方を無料でシェアさせていただくことにしました。


オンライン・コンテンツも教育です。情報もコミュニティも各自が厳選してゆく時代です。ネガティブな嘘や不安や情報操作、欺きや批判でくじくドリームキラーからは離れ、皆さまと、信頼できる質の高い情報を分け合い、互いによい影響力や感化力でコミュニティや組織を強め、安定させ、一致・向上・発展させてゆく有意義な新学期、新年度を迎えることができますように。

この記事を書いたプロ

星河愛子

女性の心のケアと目標達成を後押しする健康心理士

星河愛子(サテライト合同会社)

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